止まらぬPCパーツ価格の高騰。新型モデルもその影響で値上がり傾向だ。一方で「中古PCを買った方がお買い得じゃないか?」という考えが頭をよぎる。実際どうなのだろうか。そんなわけで今回は、東京・秋葉原の「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」の中古PCコーナーに潜入。店舗スタッフに最近の売れ行きや傾向を聞いてみた。PCを購入することも多い新生活シーズン。購入時の参考にしてほしい(BCN・寺澤克)。
ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館
話を聞いたのは、人気アクションシューティングゲーム「オーバーウォッチ」をよくプレーするという鷹野さん。配信者として活動していた時期もあり、「人生における縛り」と称してトラックボールを使ってゲームをプレーするというから驚きだ。ちなみに、愛用しているのはロジクール製のトラックボール。ゲームをするにはこれが一番らしい。
ゲーミングPCもおまかせ! 鷹野さん
ゲーミングPCと一般的なPC、それぞれの傾向について鷹野さんに話を聞いてみよう。
※在庫、価格は3月取材時点のものです。
鷹野さん(以下敬称略) ゲーミングPCは若干値上がり傾向にあります。一方、通常のPCについてはまだ平気ですね。十分買い時ですよ!
ゲーミングPCコーナー
鷹野 ゲーミングPCでは、だいたい7~8万円ほど値上がりしている新品モデルもあり、最もパーツ価格高騰のあおりを受けているといえそうです。
同じく中古のゲーミングPCでも値上がりの傾向が出てきています。ただ、その上がり幅はだいたい2~3万円程度で抑えられています。
ですから、ここは結構狙い目です。新品で40万前後するモデルが中古で入荷してくると、価格は25万前後。あくまで一例ですが、こうした商品が入荷してくると、店頭よりも先にネット通販の方ですぐに売り切れてしまう、なんてこともよくあります。ゲーマーの皆さんは、よく中古品をチェックされているということでしょうね。
──人気の中古ゲーミングPC、大まかな特徴は何ですか?
鷹野 まずは、GPU「NVIDIA GeForce RTX 5090」搭載モデルなどのハイエンドモデルが人気です。当店では例えば、CPU「AMD Ryzen 7 7800X3D」搭載のゲーミングPCが33万円ほどで購入できます。この辺りのスペックだと新品で購入すると50万円程度はするのではないでしょうか。
こういったハイエンドモデルにもなると、外国人観光客の方が購入されていくケースも非常に多いです。
Ryzen 7 7800X3D搭載のPC
次にミドルエンドですが、こちらは例えば、グラフィックボード「GeForce RTX 4060」などを搭載するモデル。これぐらいあれば、大抵のゲームは快適に遊べてしまうので、大変人気を集めています。
新品で購入した場合は大体25万円程度。これでも現行の「GeForce RTX 50」シリーズと比べればリーズナブルではあるのですが、中古であればさらにお安く、17~18万円程度で購入できます。
ゲーミングノートPCも人気。
RTX 5050搭載モデルが20万円を切ることもある
鷹野 こちらは、まだパーツ価格の影響を受けていません。どんな作業をするのか、目星がついているのなら、お得に購入できると思います。
──中古PCを買うのはどんな層ですか。
鷹野 幅広い年代の方がご購入されているイメージです。皆さん、表計算や事務作業に、といった理由が多いですね。意外に若年層の方も結構ご来店されるんですよ。「Microsoft Officeが動けばいい」と、最低限の条件で購入されるケースがあります。
鷹野 一般的なものですとノートPCが大多数を占めています。逆にデスクトップPCとなると、現在は当店ではあまり在庫がありません。
──人気のモデルなどはありますか?
鷹野 モデルでいうと、昔から知名度が高いものがよく売れています。例えば、レノボの「ThinkPad」なんて鉄板です。キーボード部分にあるトラックポイントが印象的ですよね。
知名度が高いThinkPadなどが人気
MacBookコーナー
鷹野 あとは、「MacBook」の型落ちモデルですね。こちらは、動画編集などの負荷の高い作業をしたいと考えている方がよく購入されています。
特に、ある程度のクリエイティブ作業を快適にこなせる「M1 Pro」「M1 Max」といったCPUを搭載しているモデルが人気を集めています。新品価格では28~30万円程度でしたが、中古であれば3分の2程度の価格で入手可能なケースも多いです。
Surfaceも人気!その理由は…?
鷹野 それと最近は、意外にも「Microsoft Surface」もよく売れます。
──Surfaceが?それはどういった要因があるんでしょうか?
鷹野 おそらくですが、どれも売れているのはインテルのCPUを搭載したモデルなんですよね。
現在のSurfaceは、法人向けの一部モデルを除いて、全て「Snapdragon」のCPUを採用しています。そのため、インテルのCPUを搭載したモデルが入手しにくい。やはり、「これまで使ってきたから離れたくない」「動作環境が変わるのが怖いからインテルを使い続けたい」といった声もお聞きしますので、ユーザーの根強い人気の表れかなと思いますね。
住所:東京都千代田区外神田3-13-12 IMYビル
アクセス:JR 秋葉原駅(電気街口) 徒歩約5分
営業時間:11~20時
X(旧Twitter)公式アカウント:@sofmap_pc_digi
話を聞いたのは、人気アクションシューティングゲーム「オーバーウォッチ」をよくプレーするという鷹野さん。配信者として活動していた時期もあり、「人生における縛り」と称してトラックボールを使ってゲームをプレーするというから驚きだ。ちなみに、愛用しているのはロジクール製のトラックボール。ゲームをするにはこれが一番らしい。
ゲーミングPCと一般的なPC、それぞれの傾向について鷹野さんに話を聞いてみよう。
※在庫、価格は3月取材時点のものです。
中古でPCを買うという選択肢、価格面や性能面、実際どうなの?
──PCの新品価格は軒並み値上がり傾向にあります。中古のPCについてはどうでしょうか。鷹野さん(以下敬称略) ゲーミングPCは若干値上がり傾向にあります。一方、通常のPCについてはまだ平気ですね。十分買い時ですよ!
価格高騰のあおり受けるゲーミングPC でも中古なら安価に買える可能性も!
──ゲーミングPCの状況について。
鷹野 ゲーミングPCでは、だいたい7~8万円ほど値上がりしている新品モデルもあり、最もパーツ価格高騰のあおりを受けているといえそうです。
同じく中古のゲーミングPCでも値上がりの傾向が出てきています。ただ、その上がり幅はだいたい2~3万円程度で抑えられています。
ですから、ここは結構狙い目です。新品で40万前後するモデルが中古で入荷してくると、価格は25万前後。あくまで一例ですが、こうした商品が入荷してくると、店頭よりも先にネット通販の方ですぐに売り切れてしまう、なんてこともよくあります。ゲーマーの皆さんは、よく中古品をチェックされているということでしょうね。
手ごろなスペックのモデルが安く手に入る ハイエンドも手が届く価格に

──人気の中古ゲーミングPC、大まかな特徴は何ですか?
鷹野 まずは、GPU「NVIDIA GeForce RTX 5090」搭載モデルなどのハイエンドモデルが人気です。当店では例えば、CPU「AMD Ryzen 7 7800X3D」搭載のゲーミングPCが33万円ほどで購入できます。この辺りのスペックだと新品で購入すると50万円程度はするのではないでしょうか。
こういったハイエンドモデルにもなると、外国人観光客の方が購入されていくケースも非常に多いです。
次にミドルエンドですが、こちらは例えば、グラフィックボード「GeForce RTX 4060」などを搭載するモデル。これぐらいあれば、大抵のゲームは快適に遊べてしまうので、大変人気を集めています。
新品で購入した場合は大体25万円程度。これでも現行の「GeForce RTX 50」シリーズと比べればリーズナブルではあるのですが、中古であればさらにお安く、17~18万円程度で購入できます。
RTX 5050搭載モデルが20万円を切ることもある
ゲーミングじゃない中古PCならまだ値上がり前 買うなら今!?
──普通の中古PCはどうでしょうか。鷹野 こちらは、まだパーツ価格の影響を受けていません。どんな作業をするのか、目星がついているのなら、お得に購入できると思います。
──中古PCを買うのはどんな層ですか。
鷹野 幅広い年代の方がご購入されているイメージです。皆さん、表計算や事務作業に、といった理由が多いですね。意外に若年層の方も結構ご来店されるんですよ。「Microsoft Officeが動けばいい」と、最低限の条件で購入されるケースがあります。
ノートPC どんなものが売れているの?
──どんなものが売れていますか。鷹野 一般的なものですとノートPCが大多数を占めています。逆にデスクトップPCとなると、現在は当店ではあまり在庫がありません。
知名度高いモデルが人気
──人気のモデルなどはありますか?
鷹野 モデルでいうと、昔から知名度が高いものがよく売れています。例えば、レノボの「ThinkPad」なんて鉄板です。キーボード部分にあるトラックポイントが印象的ですよね。
MacBookの型落ちモデルも売れている
鷹野 あとは、「MacBook」の型落ちモデルですね。こちらは、動画編集などの負荷の高い作業をしたいと考えている方がよく購入されています。
特に、ある程度のクリエイティブ作業を快適にこなせる「M1 Pro」「M1 Max」といったCPUを搭載しているモデルが人気を集めています。新品価格では28~30万円程度でしたが、中古であれば3分の2程度の価格で入手可能なケースも多いです。
CPUの都合で…Surfaceの中古モデルも売れている?
鷹野 それと最近は、意外にも「Microsoft Surface」もよく売れます。
──Surfaceが?それはどういった要因があるんでしょうか?
鷹野 おそらくですが、どれも売れているのはインテルのCPUを搭載したモデルなんですよね。
現在のSurfaceは、法人向けの一部モデルを除いて、全て「Snapdragon」のCPUを採用しています。そのため、インテルのCPUを搭載したモデルが入手しにくい。やはり、「これまで使ってきたから離れたくない」「動作環境が変わるのが怖いからインテルを使い続けたい」といった声もお聞きしますので、ユーザーの根強い人気の表れかなと思いますね。
後半では中古ノートPCの選び方やポイント、人気モデルをチェック!
以上、中古PCの店舗での売れ行きなどについてリポートしてもらった。後編では中古ノートPCの選び方のポイントやどんなモデルが売れているか、詳しく解説してもらう。取材したお店「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」

住所:東京都千代田区外神田3-13-12 IMYビル
アクセス:JR 秋葉原駅(電気街口) 徒歩約5分
営業時間:11~20時
X(旧Twitter)公式アカウント:@sofmap_pc_digi






