5月のドラレコ市場は前年比4割減、外出自粛で回復鈍く

 全国の家電量販店ECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、5月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比62.7%だった。4月の58.6%から若干数字を戻したものの、大幅な減少となった。


 メーカー別では、コムテックが62.9%、JVCケンウッドが52.4%、ユピテルが78.3%。4月はJVCケンウッドがシェアを伸ばしたが、5月は3社がもつれる展開になった。5月25日週は、ユピテルが急上昇してトップに立った。
 

 機種別の販売台数シェアランキングでも、コムテックが上位を独占。「ZDR-015」が1位に、「ZDR025」が2位にランクアップした。ベストテンの製品数はJVCケンウッドが最多で、5製品がランクインした。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。