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ドラレコ市場で半年ぶりにトップシェア逆転、コムテックを抜いたのは?

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、1月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比94.3%だった。増税の反動で12月は前年比で大幅減となったが、1月は前年並みにまで戻した。


 メーカー別では、JVCケンウッドが25.7%の販売台数シェアを獲得し、コムテック(21.7%)を半年ぶりに逆転した。週次で推移を追うと、JVCケンウッドは前半こそ大きくシェアを落としたものの、右肩上がりに数字を上げ、1月13日週にコムテックを抜いた。
 
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングは、コムテックの「ZDR-015」が安定の1位。注目は、エンプレイスの「NDR-RC175」が2位にジャンプアップしていることだ。同モデルは、2カメラタイプながら1万円前後のお手頃価格を実現。コスパの良さから、ユーザーに支持されたようだ。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。