2026.7.23 17:30
豆知識iPhoneのカメラ設定を徹底解説! 露出・ズーム・撮影モードなどの基本から応用まで使い方をわかりやすく紹介
「iPhoneのカメラって、設定が多くてよくわからない」「もっとおしゃれに撮りたいけれど、どこを調整すればいいの?」と悩んでいませんか。
iPhoneは、シャッターを押すだけでもきれいな写真を撮影できます。しかし、露出やズーム、ナイトモードなどの機能を少し使いこなすだけで、写真の印象は大きく変わります。特に最近のiPhoneは、フォトグラフスタイルやLIVE、近接撮影など機能が充実しており、なんとなく使っているだけでは便利な機能を生かしきれていないケースも少なくありません。
そこで本記事では、iPhone 17を想定しながら、ズーム・露出・LIVE・ナイトモードなどの基本操作から、写真をよりきれいに撮るための応用設定までわかりやすく解説します。iPhoneのカメラをもっと使いこなしたい方は、ぜひ参考にしてください。
まずは、iPhoneのカメラで最初に覚えておきたい基本操作について、機能の意味や使い方をわかりやすく解説します。
iPhoneのカメラでは、画面下に表示される「0.5」「1×」「2×」などのボタンをタップすることで、簡単にズーム倍率を変更できます。0.5倍は広い範囲を撮影できる超広角カメラ、1倍は標準カメラ、2倍以上は被写体を大きく写したいときに便利なズーム機能です。旅行先の風景を広く撮りたい場合は0.5倍、カフェの料理や人物を自然に撮りたい場合は1倍のように使い分けてみましょう。また、倍率表示を長押ししたまま左右へスライドすると、細かくズームを調整できます。
ただし、倍率を大きくしすぎると画質が粗く見えやすくなる点には注意が必要です。特に高倍率のデジタルズームは、写真がぼやけたりノイズが増えたりしやすくなります。
フラッシュは、暗い場所で被写体を明るく照らしたいときに使う機能です。iPhoneでは、カメラ画面上部に表示される雷マークから設定できます。雷マークをタップすると、以下の自動・オン・オフの設定を切り替えられます。
自動:暗い場所で必要に応じて自動発光
オン:常にフラッシュを発光
オフ:フラッシュを使用しない
たとえば、室内や夜景で人物を撮る場合は、フラッシュを使うことで顔が明るく写りやすくなります。一方で、料理やカフェ写真では光が強く当たりすぎてしまい、不自然な印象になるケースも少なくありません。
また、ガラスや鏡の近くで使用すると、光が反射して白飛びしやすくなる点にも注意が必要です。最近のiPhoneはナイトモード性能も高いため、「暗い=必ずフラッシュ」ではなく、まずはフラッシュオフで撮影してみるのもおすすめです。
シーンに応じて使い分けることで、より自然な写真に仕上げやすくなるでしょう。
タイマーは、シャッターボタンを押してから数秒後に撮影できる機能です。集合写真や自撮り、手ブレを防ぎたい場面で活用できます。
iPhoneでは、カメラ画面上部の矢印マークをタップして表示されるメニュー内から時計マークを選択することで設定可能です。タイマーは3秒・5秒・10秒の3種類から選べます。
タイマー撮影時は、連続で複数枚撮影されるので、「目を閉じてしまった」「表情が微妙だった」という失敗を減らしやすい点も特徴です。
特に旅行やカフェ、自撮り撮影では使いやすい機能なので、覚えておくと便利でしょう。
インカメとは、iPhoneの画面側に搭載されているフロントカメラのことです。自撮りやビデオ通話、SNS用の撮影などでよく使われます。インカメに切り替える場合は、カメラ画面右下に表示されるカメラ回転マークをタップしましょう。もう一度タップすると、通常の背面カメラへ戻せます。
インカメは自分の表情を確認しながら撮影できるため、メイクや髪型をチェックしつつ写真を撮りたい場面にも便利です。また、最近のiPhoneはインカメ性能も向上しており、ポートレートモードやナイトモードに対応している機種も増えています。
一方で、背面カメラより画質やズーム性能はやや控えめです。そのため、風景や細かい描写を重視する場合は通常カメラの方が向いている場合があります。
なお、設定によっては撮影した写真が左右反転した状態で保存されるため、「鏡で見た印象と違う」と感じる場合は、設定アプリ内のカメラ設定からミラー反転を調整しましょう。
露出とは、写真全体の明るさを調整する機能のことです。露出を変更することで、「少し暗めでおしゃれな雰囲気にする」「顔を明るく見せる」といった調整がしやすくなります。
iPhoneでは、被写体をタップすると表示される太陽マークを上下へスライドすることで露出を変更可能です。上へ動かすと明るく、下へ動かすと暗くなるのでカメラを構えながら試してみましょう。
たとえば、逆光で人物の顔が暗く見える場合は、露出を少し上げることで表情が見えやすくなります。一方で、夜景などを撮影する際は、あえて少し暗めに設定した方が雰囲気のある写真に仕上がるでしょう。
ただし、明るくしすぎると白っぽく飛んで見えたり、暗くしすぎると細部が見えにくくなったりする点には注意が必要です。
LIVEは、シャッターを押した瞬間だけでなく、その前後数秒間もあわせて記録する機能です。iPhoneでは「Live Photos」と呼ばれており、写真と動画の中間のようなイメージで保存されます。
設定する場合は、カメラ画面右上付近に表示される「LIVE」マークをタップしましょう。マークが点灯していればLIVE撮影が有効になっています。LIVEをオンにすると、撮影後に「どの瞬間を写真として残すか」を後から選べる点が大きな特徴です。
たとえば、「目を閉じてしまった」「髪が少し乱れていた」という場合でも、前後のフレームから自然な表情を選び直せます。変更する場合は、写真アプリで対象画像を開き、「編集」→「LIVE」から好きなタイミングをキーフォトとして保存可能です。
ただし、LIVEで撮影した写真は通常の写真より容量が大きくなりやすい点には注意しましょう。
アスペクト比とは、写真の縦横の比率のことです。iPhoneでは主に「4:3」「16:9」「1:1」を選択でき、比率によって写真の印象が変わります。
アスペクト比を変更する場合は、カメラ画面上部の矢印マークから表示されるメニュー内の「4:3」部分をタップし、変更したいアスペクト比を選びましょう。なお、それぞれのアスペクト比の特徴は、以下の通りです。
たとえば、旅行先の景色を広く撮りたい場合は16:9、Instagram投稿を意識するなら1:1が使いやすいでしょう。一方で、4:3はiPhoneカメラ本来の画角を生かしやすいため、迷った場合は標準設定のままでも問題ありません。
アスペクト比を変えると、同じ場所を撮影しても写真の雰囲気が大きく変わります。「なんとなく構図がしっくりこない」と感じる場合は、比率を変更してみるのもおすすめです。
ナイトモードは、暗い場所でも明るく撮影しやすくなる機能です。夜景やイルミネーション、室内など、光が少ないシーンで自動的に起動します。ナイトモードが有効になると、シャッターを押したあと数秒かけて光を取り込みながら撮影します。そのため、通常モードよりも暗い場所を明るく、ノイズを抑えながら撮影しやすい点が特徴です。
たとえば、夜景を撮る際にナイトモードを使うと、建物の光や空気感まで自然に写しやすくなります。また、レストランやカフェなど少し暗めの室内でも、料理や人物を明るく撮影しやすくなるでしょう。
ただし、撮影中にiPhoneが動くと写真がブレやすくなるため注意が必要です。できるだけ両手で固定したり、机に置いたりして撮影すると、よりきれいに仕上がりやすくなります。
なお、ナイトモードが有効のときは、カメラ画面に月のようなマークが表示されます。マークをタップすると、撮影時間を調整することも可能です。
ピントとは、写真の中で「どこをくっきり見せるか」を調整する機能です。iPhoneでは、ピントを合わせたい場所を画面上でタップするだけで簡単に操作できます。
たとえば、人物をタップすれば顔へピントが合い、料理をタップすれば料理を中心にくっきり写しやすくなります。反対に、ピントが合っていない部分は少しぼやけて見えるため、どこを目立たせたいかを意識することが大切です。
特に、カフェ写真や小物撮影では、被写体へしっかりピントを合わせることで、写真全体がおしゃれに見えやすくなります。また、人物撮影では目元にピントを合わせると、自然で印象的な写真に仕上がりやすいでしょう。
さらに、画面を長押しすると「AE/AFロック」が表示され、ピントを固定できます。構図を少し変えてもピントがずれにくくなるため、自撮りや物撮りでも便利です。
iPhoneのカメラは、基本操作だけでも十分きれいに撮影できます。しかし、応用機能まで使いこなせるようになると、写真の雰囲気や完成度をさらに高めやすくなります。
そこでここからは、iPhoneカメラをさらに便利に使うための応用設定について、機能の特徴や活用方法をわかりやすく解説します。
スタイル(フォトグラフスタイル)は、撮影する写真の色味やコントラストをあらかじめ調整できる機能です。撮影後に加工するのではなく、シャッターを押した時点で写真の仕上がりを変えられることが特徴です。
設定する場合は、カメラ画面のメニューから「スタイル」を選択し、好みのテイストを選びます。標準以外にも、鮮やか・暖かい・冷たいなど複数のスタイルが用意されています。
たとえば、旅行先の景色や花を華やかに見せたい場合は「鮮やか」、カフェや料理をやわらかい雰囲気で撮りたい場合は「暖かい」が使いやすいでしょう。一方で、普段使いで迷った場合は標準設定のままでも問題ありません。
スタイルは、「SNS用の写真は鮮やかにしたい」「人物を自然な色味で撮りたい」など、自分がよく撮影するシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。写真編集の手間を減らしながら、好みの雰囲気に近づけやすくなるでしょう。
iPhoneで被写体に近づくと表示されるチューリップマークは、「マクロ撮影(近接撮影)」を表しています。小物や料理、花などを至近距離で撮影したいときに便利な機能です。
対応しているiPhoneでは、被写体へ近づくと自動的にマクロモードへ切り替わります。カメラ画面上にチューリップマークが表示され、タップすることでオン・オフを切り替え可能です。
マクロ撮影を使うと、通常では写しにくい細かな質感までくっきり撮影しやすくなります。たとえば、アクセサリーの細部やコスメ、カフェスイーツなども、背景をぼかしながら印象的に写しやすくなるでしょう。
一方で、被写体に近づきすぎるとピントが合いにくくなる場合もあります。そのような場合は、少し距離を離したり、画面をタップしてピントを調整したりすると撮影しやすくなります。
また、暗い場所ではブレやすくなるため、できるだけ明るい場所で撮影するのがおすすめです。
グリッド線は、画面を縦横3分割した線のことです。被写体を線や交点に配置することで、バランスのよい写真を撮りやすくなります。
一方、水平線はiPhoneの傾きを確認するための機能です。風景や料理を真上から撮影する際に活用すると、写真の傾きを防ぎやすくなります。
設定する場合は、設定アプリから「カメラ」を開き、「グリッド」と「水平線」をオンにしましょう。設定後は、カメラ画面に補助線が表示されるようになります。
撮影の際は、人物を中央から少しずらして配置したり、地平線を上または下の線に合わせたりすると、自然な構図になりやすいでしょう。
特に旅行やカフェ撮影では、構図ひとつで写真の印象が大きく変わります。難しい撮影テクニックを覚えなくても、まずはグリッド線と水平表示を活用するだけで、見栄えのよい写真を撮りやすくなるでしょう。
フォーマットとは、写真や動画を保存する際のデータ形式のことです。iPhoneでは、「高効率」と「互換性優先」の2種類から選択できます。変更する場合は、設定アプリから「カメラ」を開き、「フォーマット」から設定可能です。
なお、それぞれのフォーマットの特徴は、以下の通りです。
「高効率」は、HEIFやHEVCと呼ばれる形式で保存される設定です。写真や動画の容量を小さく抑えやすいため、ストレージを節約したい場合に向いています。一方で、古いパソコンや一部アプリでは開けないケースもあるため注意が必要です。
「互換性優先」は、一般的なJPEGやMP4形式で保存されます。多くの端末やSNSで扱いやすいため、「難しいことはよくわからない」「とにかく共有しやすさ重視」という場合はこちらが使いやすいでしょう。また、高画質設定は容量が増えやすいため、写真や動画をたくさん撮影する方はiPhone本体の保存容量にも注意しましょう。
iPhoneのカメラは、ズームや露出、ナイトモードなどの基本操作を覚えるだけでも、写真の仕上がりが大きく変わります。
特に最近のiPhoneは、フォトグラフスタイルや近接撮影、LIVEなど便利な機能が充実しており、シーンに合わせて使い分けることで、よりイメージに近い写真を撮影しやすくなっています。また、「難しそう」と感じる機能でも、実際は画面をタップするだけで使えるものが多く、初心者でも比較的簡単に活用しやすい点も特徴です。
まずは、露出調整やピント、グリッド線表示など、普段の撮影ですぐ使いやすい機能から試してみるとよいでしょう。
iPhoneのカメラ設定を少し見直すだけでも、旅行やカフェ、自撮りなど、いつもの写真がより魅力的に見えやすくなります。ぜひ自分好みの設定を見つけながら、iPhoneカメラをもっと活用してみてください。
iPhoneは、シャッターを押すだけでもきれいな写真を撮影できます。しかし、露出やズーム、ナイトモードなどの機能を少し使いこなすだけで、写真の印象は大きく変わります。特に最近のiPhoneは、フォトグラフスタイルやLIVE、近接撮影など機能が充実しており、なんとなく使っているだけでは便利な機能を生かしきれていないケースも少なくありません。
そこで本記事では、iPhone 17を想定しながら、ズーム・露出・LIVE・ナイトモードなどの基本操作から、写真をよりきれいに撮るための応用設定までわかりやすく解説します。iPhoneのカメラをもっと使いこなしたい方は、ぜひ参考にしてください。
基本操作
まずは、iPhoneのカメラで最初に覚えておきたい基本操作について、機能の意味や使い方をわかりやすく解説します。
ズーム
iPhoneのカメラでは、画面下に表示される「0.5」「1×」「2×」などのボタンをタップすることで、簡単にズーム倍率を変更できます。0.5倍は広い範囲を撮影できる超広角カメラ、1倍は標準カメラ、2倍以上は被写体を大きく写したいときに便利なズーム機能です。旅行先の風景を広く撮りたい場合は0.5倍、カフェの料理や人物を自然に撮りたい場合は1倍のように使い分けてみましょう。また、倍率表示を長押ししたまま左右へスライドすると、細かくズームを調整できます。
ただし、倍率を大きくしすぎると画質が粗く見えやすくなる点には注意が必要です。特に高倍率のデジタルズームは、写真がぼやけたりノイズが増えたりしやすくなります。
フラッシュ
フラッシュは、暗い場所で被写体を明るく照らしたいときに使う機能です。iPhoneでは、カメラ画面上部に表示される雷マークから設定できます。雷マークをタップすると、以下の自動・オン・オフの設定を切り替えられます。
自動:暗い場所で必要に応じて自動発光
オン:常にフラッシュを発光
オフ:フラッシュを使用しない
たとえば、室内や夜景で人物を撮る場合は、フラッシュを使うことで顔が明るく写りやすくなります。一方で、料理やカフェ写真では光が強く当たりすぎてしまい、不自然な印象になるケースも少なくありません。
また、ガラスや鏡の近くで使用すると、光が反射して白飛びしやすくなる点にも注意が必要です。最近のiPhoneはナイトモード性能も高いため、「暗い=必ずフラッシュ」ではなく、まずはフラッシュオフで撮影してみるのもおすすめです。
シーンに応じて使い分けることで、より自然な写真に仕上げやすくなるでしょう。
タイマー
タイマーは、シャッターボタンを押してから数秒後に撮影できる機能です。集合写真や自撮り、手ブレを防ぎたい場面で活用できます。
iPhoneでは、カメラ画面上部の矢印マークをタップして表示されるメニュー内から時計マークを選択することで設定可能です。タイマーは3秒・5秒・10秒の3種類から選べます。
タイマー撮影時は、連続で複数枚撮影されるので、「目を閉じてしまった」「表情が微妙だった」という失敗を減らしやすい点も特徴です。
特に旅行やカフェ、自撮り撮影では使いやすい機能なので、覚えておくと便利でしょう。
インカメ
インカメとは、iPhoneの画面側に搭載されているフロントカメラのことです。自撮りやビデオ通話、SNS用の撮影などでよく使われます。インカメに切り替える場合は、カメラ画面右下に表示されるカメラ回転マークをタップしましょう。もう一度タップすると、通常の背面カメラへ戻せます。
インカメは自分の表情を確認しながら撮影できるため、メイクや髪型をチェックしつつ写真を撮りたい場面にも便利です。また、最近のiPhoneはインカメ性能も向上しており、ポートレートモードやナイトモードに対応している機種も増えています。
一方で、背面カメラより画質やズーム性能はやや控えめです。そのため、風景や細かい描写を重視する場合は通常カメラの方が向いている場合があります。
なお、設定によっては撮影した写真が左右反転した状態で保存されるため、「鏡で見た印象と違う」と感じる場合は、設定アプリ内のカメラ設定からミラー反転を調整しましょう。
露出
露出とは、写真全体の明るさを調整する機能のことです。露出を変更することで、「少し暗めでおしゃれな雰囲気にする」「顔を明るく見せる」といった調整がしやすくなります。
iPhoneでは、被写体をタップすると表示される太陽マークを上下へスライドすることで露出を変更可能です。上へ動かすと明るく、下へ動かすと暗くなるのでカメラを構えながら試してみましょう。
たとえば、逆光で人物の顔が暗く見える場合は、露出を少し上げることで表情が見えやすくなります。一方で、夜景などを撮影する際は、あえて少し暗めに設定した方が雰囲気のある写真に仕上がるでしょう。
ただし、明るくしすぎると白っぽく飛んで見えたり、暗くしすぎると細部が見えにくくなったりする点には注意が必要です。
LIVE
LIVEは、シャッターを押した瞬間だけでなく、その前後数秒間もあわせて記録する機能です。iPhoneでは「Live Photos」と呼ばれており、写真と動画の中間のようなイメージで保存されます。
設定する場合は、カメラ画面右上付近に表示される「LIVE」マークをタップしましょう。マークが点灯していればLIVE撮影が有効になっています。LIVEをオンにすると、撮影後に「どの瞬間を写真として残すか」を後から選べる点が大きな特徴です。
たとえば、「目を閉じてしまった」「髪が少し乱れていた」という場合でも、前後のフレームから自然な表情を選び直せます。変更する場合は、写真アプリで対象画像を開き、「編集」→「LIVE」から好きなタイミングをキーフォトとして保存可能です。
ただし、LIVEで撮影した写真は通常の写真より容量が大きくなりやすい点には注意しましょう。
アスペクト比
アスペクト比とは、写真の縦横の比率のことです。iPhoneでは主に「4:3」「16:9」「1:1」を選択でき、比率によって写真の印象が変わります。
アスペクト比を変更する場合は、カメラ画面上部の矢印マークから表示されるメニュー内の「4:3」部分をタップし、変更したいアスペクト比を選びましょう。なお、それぞれのアスペクト比の特徴は、以下の通りです。
| アスペクト比 | 特徴 |
|---|---|
| 4:3 | 標準的なサイズで普段使い向き |
| 16:9 | 横長で風景や動画風の写真向き |
| 1:1 | 正方形でSNS投稿向き |
たとえば、旅行先の景色を広く撮りたい場合は16:9、Instagram投稿を意識するなら1:1が使いやすいでしょう。一方で、4:3はiPhoneカメラ本来の画角を生かしやすいため、迷った場合は標準設定のままでも問題ありません。
アスペクト比を変えると、同じ場所を撮影しても写真の雰囲気が大きく変わります。「なんとなく構図がしっくりこない」と感じる場合は、比率を変更してみるのもおすすめです。
ナイトモード
ナイトモードは、暗い場所でも明るく撮影しやすくなる機能です。夜景やイルミネーション、室内など、光が少ないシーンで自動的に起動します。ナイトモードが有効になると、シャッターを押したあと数秒かけて光を取り込みながら撮影します。そのため、通常モードよりも暗い場所を明るく、ノイズを抑えながら撮影しやすい点が特徴です。
たとえば、夜景を撮る際にナイトモードを使うと、建物の光や空気感まで自然に写しやすくなります。また、レストランやカフェなど少し暗めの室内でも、料理や人物を明るく撮影しやすくなるでしょう。
ただし、撮影中にiPhoneが動くと写真がブレやすくなるため注意が必要です。できるだけ両手で固定したり、机に置いたりして撮影すると、よりきれいに仕上がりやすくなります。
なお、ナイトモードが有効のときは、カメラ画面に月のようなマークが表示されます。マークをタップすると、撮影時間を調整することも可能です。
ピント
ピントとは、写真の中で「どこをくっきり見せるか」を調整する機能です。iPhoneでは、ピントを合わせたい場所を画面上でタップするだけで簡単に操作できます。
たとえば、人物をタップすれば顔へピントが合い、料理をタップすれば料理を中心にくっきり写しやすくなります。反対に、ピントが合っていない部分は少しぼやけて見えるため、どこを目立たせたいかを意識することが大切です。
特に、カフェ写真や小物撮影では、被写体へしっかりピントを合わせることで、写真全体がおしゃれに見えやすくなります。また、人物撮影では目元にピントを合わせると、自然で印象的な写真に仕上がりやすいでしょう。
さらに、画面を長押しすると「AE/AFロック」が表示され、ピントを固定できます。構図を少し変えてもピントがずれにくくなるため、自撮りや物撮りでも便利です。
応用
iPhoneのカメラは、基本操作だけでも十分きれいに撮影できます。しかし、応用機能まで使いこなせるようになると、写真の雰囲気や完成度をさらに高めやすくなります。
そこでここからは、iPhoneカメラをさらに便利に使うための応用設定について、機能の特徴や活用方法をわかりやすく解説します。
スタイル
スタイル(フォトグラフスタイル)は、撮影する写真の色味やコントラストをあらかじめ調整できる機能です。撮影後に加工するのではなく、シャッターを押した時点で写真の仕上がりを変えられることが特徴です。
設定する場合は、カメラ画面のメニューから「スタイル」を選択し、好みのテイストを選びます。標準以外にも、鮮やか・暖かい・冷たいなど複数のスタイルが用意されています。
たとえば、旅行先の景色や花を華やかに見せたい場合は「鮮やか」、カフェや料理をやわらかい雰囲気で撮りたい場合は「暖かい」が使いやすいでしょう。一方で、普段使いで迷った場合は標準設定のままでも問題ありません。
スタイルは、「SNS用の写真は鮮やかにしたい」「人物を自然な色味で撮りたい」など、自分がよく撮影するシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。写真編集の手間を減らしながら、好みの雰囲気に近づけやすくなるでしょう。
近接撮影(チューリップマーク)
iPhoneで被写体に近づくと表示されるチューリップマークは、「マクロ撮影(近接撮影)」を表しています。小物や料理、花などを至近距離で撮影したいときに便利な機能です。
対応しているiPhoneでは、被写体へ近づくと自動的にマクロモードへ切り替わります。カメラ画面上にチューリップマークが表示され、タップすることでオン・オフを切り替え可能です。
マクロ撮影を使うと、通常では写しにくい細かな質感までくっきり撮影しやすくなります。たとえば、アクセサリーの細部やコスメ、カフェスイーツなども、背景をぼかしながら印象的に写しやすくなるでしょう。
一方で、被写体に近づきすぎるとピントが合いにくくなる場合もあります。そのような場合は、少し距離を離したり、画面をタップしてピントを調整したりすると撮影しやすくなります。
また、暗い場所ではブレやすくなるため、できるだけ明るい場所で撮影するのがおすすめです。
グリッド線、水平
グリッド線は、画面を縦横3分割した線のことです。被写体を線や交点に配置することで、バランスのよい写真を撮りやすくなります。
一方、水平線はiPhoneの傾きを確認するための機能です。風景や料理を真上から撮影する際に活用すると、写真の傾きを防ぎやすくなります。
設定する場合は、設定アプリから「カメラ」を開き、「グリッド」と「水平線」をオンにしましょう。設定後は、カメラ画面に補助線が表示されるようになります。
撮影の際は、人物を中央から少しずらして配置したり、地平線を上または下の線に合わせたりすると、自然な構図になりやすいでしょう。
特に旅行やカフェ撮影では、構図ひとつで写真の印象が大きく変わります。難しい撮影テクニックを覚えなくても、まずはグリッド線と水平表示を活用するだけで、見栄えのよい写真を撮りやすくなるでしょう。
フォーマット
フォーマットとは、写真や動画を保存する際のデータ形式のことです。iPhoneでは、「高効率」と「互換性優先」の2種類から選択できます。変更する場合は、設定アプリから「カメラ」を開き、「フォーマット」から設定可能です。
なお、それぞれのフォーマットの特徴は、以下の通りです。
| フォーマット | 特徴 |
|---|---|
| 高効率 | 容量を抑えながら高画質で保存しやすい |
| 互換性優先 | 一般的なJPEG形式などで保存され共有しやすい |
「高効率」は、HEIFやHEVCと呼ばれる形式で保存される設定です。写真や動画の容量を小さく抑えやすいため、ストレージを節約したい場合に向いています。一方で、古いパソコンや一部アプリでは開けないケースもあるため注意が必要です。
「互換性優先」は、一般的なJPEGやMP4形式で保存されます。多くの端末やSNSで扱いやすいため、「難しいことはよくわからない」「とにかく共有しやすさ重視」という場合はこちらが使いやすいでしょう。また、高画質設定は容量が増えやすいため、写真や動画をたくさん撮影する方はiPhone本体の保存容量にも注意しましょう。
まとめ
iPhoneのカメラは、ズームや露出、ナイトモードなどの基本操作を覚えるだけでも、写真の仕上がりが大きく変わります。
特に最近のiPhoneは、フォトグラフスタイルや近接撮影、LIVEなど便利な機能が充実しており、シーンに合わせて使い分けることで、よりイメージに近い写真を撮影しやすくなっています。また、「難しそう」と感じる機能でも、実際は画面をタップするだけで使えるものが多く、初心者でも比較的簡単に活用しやすい点も特徴です。
まずは、露出調整やピント、グリッド線表示など、普段の撮影ですぐ使いやすい機能から試してみるとよいでしょう。
iPhoneのカメラ設定を少し見直すだけでも、旅行やカフェ、自撮りなど、いつもの写真がより魅力的に見えやすくなります。ぜひ自分好みの設定を見つけながら、iPhoneカメラをもっと活用してみてください。
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