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【東京ゲームショウ2019】ロード時間短縮や簡単配信を実現! アイ・オー・データ機器

 9月12~15日で開催されている日本最大のゲームイベント「東京ゲームショウ(TGS)2019」には、ゲーム機やPCの周辺機器メーカーが多く出展している。中でも、配信機器や液晶ディスプレイ、ストレージを手掛けるアイ・オー・データ機器は、サーカスの装いでホール3-N21に出展していた。

9月12日に開幕した「東京ゲームショウ2019」のアイ・オー・データ機器ブース

 例年、液晶ディスプレイとゲームを録画・配信するためのゲーミングキャプチャーを中心に展示していたが、今年からSSDなどのストレージも展示している。PlayStation 4などの家庭用ゲーム機をロードする時間を短縮するのに一役買うとして、注目度を高めているからだ。

 展示品の中でも注目は、参考出展している製品群。液晶ディスプレイでは、同社がスポンサードしているプロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」とコラボレーションした「LCD-GC251UXB/A」が必見だ。ディスプレイスタンドの代わりにアームを採用し、ディスプレイの角度や位置を自由に動かすことができる。
 
父の背中モデルの液晶ディスプレイ

 リモコンにも一工夫。父ノ背中メンバーお気に入りの設定をワンプッシュで反映できるボタンという、ファンの心をくすぐる機能を盛り込んでいる。想定価格は約5万4000円。10月下旬ごろに出荷を開始する。
 
リモコンに「父ノ背中」のロゴが入っている

 また、新ゲーミングブランド「GigaCrysta E.A.G.L」も、おススメだ。名称の後半は、「エンジョイ(E)」「アドバンスド(A)」「ゲーミング(G)」「ライフ(L)」の略で、素早く強いイメージのイーグルからとった。イメージ通り、展示製品はゲーミングPC用のSSD。内蔵と外付けの2製品を用意している。想定価格は9000~1万5000円で、10月に発売する予定だ。
 
新ブランド「GigaCrysta E.A.G.L」のSSD

 キャプチャーの参考出展では、「ライブストリーミングBOX」を確かめてみてほしい。HDMIの入力を4系統備え、PCを介さずともYoutube、ニコニコ動画、Twichでのライブストリーミングと記録ができるツールだ。4画面まで対応し、手元、顔、俯瞰、ゲーム画面などを好きに配置することができる。
 
PCがなくても自由に配信・記録ができる「ライブストリーミングBOX」。
デジタルビデオカメラを3台接続で、ボタン一つで切り替えられる

 高性能なだけに、想定価格は10万円以上。ほかにも、4K60p記録対応ソフトウェアエンコード型PCIeキャプチャーボード(想定価格3万円後半~4万円弱)を展示している。両製品とも、2019年冬頃出荷する予定だという。
 
コンパニオンはバニーの衣装

 メインステージでは、父ノ背中が参加するイベントや、格闘ゲームの大会を開催する予定だ。「サムライスピリッツ」の新作の試遊機もある。

 サーカスは目立つので、ホール3に入ったらすぐにわかる。アイ・オー・データ機器のブースを訪れれば、誰でも簡単にゲーム配信ができるようになるはずだ。(BCN・南雲 亮平)