テレビ東京と電通主催の第1回 高校対抗 全国eスポーツ大会「テレビ東京開局55周年企画『Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2019』」決勝大会が、8月14日と15日に東京・舞浜の舞浜アンフィシアターで開かれた。二日間の来場者数は2800人超。決勝大会開催中の「Twitter」「Twitch」「Youtube」の総視聴者数は約136万人となった。2020年夏には、第2回大会を開催するという。

8月14日・15日に東京・舞浜の舞浜アンフィシアターで開催された第1回 高校対抗 全国eスポーツ大会「STAGE:0」の決勝

 採用されたゲームタイトルは、「Fortnite(フォートナイト)」「CLASH ROYALE(クラッシュ・ロワイヤル=クラロワ)」「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド=lol)」の三つ。

 フォートナイトは、100人の中から最後の1チーム/1人まで生き残って勝利を競うバトルロイヤルシューティングゲームで、909校、909校、1138チームがエントリーした。クラロワは、最大8枚で構成されるキャラクターのカードデッキを駆使して対戦相手のタワーを攻略するリアルタイム対戦型ゲームで、517校、582チームがエントリー。lolは、5対5でキャラクターを操りながら相手の本陣を攻めるリアルタイムストラテジーゲームで、49校、60チームがエントリーした。
 
STAGE:0のロゴマーク

 それぞれの部門で初代優勝校に輝いたのは、フォートナイト部門が千葉県立下総高等学校、クラロワ部門が渋谷教育学園渋谷高等学校(東京都)、lol部門が学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(沖縄県)だった。
 
lol決勝大会の開幕式

 決勝大会では、プロもしくは実績のある実況・解説者とタレントが実況席に入り、対戦の状況を説明していた。観客席には、学校の先生や地元の友人、家族が座り、選手たちを応援。オリジナルの応援グッズを用意して臨むグループも散見された。

 本大会の運営面で注目を集めたのは、アルコ&ピースの平子祐希さんが戦局を分かりやすく表現するために尋ねた「今、野球(もしくはサッカー)で言うと今何点差くらいですか?」という一言。ゲームに明るくなくても展開が把握できるうえ、さまざまなeスポーツの場面に対応し得る質問だった。今後も、こうしたゲーマーよりも高い年齢層に分かりやすい例えが増えると、なんとなくでもゲームを理解できる人が増えていくかもしれない。

 スポンサーには、コカ・コーラ(トップスポンサー)やindeed、ロート製薬、KDDI(au)、SAMSUNG、タカラトミーなどがついた。プロデュースを担当したのは、サードウェーブのゲーミングブランド「GALLERIA」やソニーミュージック。各社は、試合の幕間にスクリーンに広告を映したり、ロビーにブースを出展して、来場者に自社のサービスを訴求していた。

 今回の大会を通して、eスポーツ同好会や部活動を本格的にスタートする学校が現れている。この取り組みを強力に後押ししているのは、サードウェーブの「2019年度 eスポーツ部 発足支援プログラム」だ。部活を作るなどの条件を満たせば、高性能なゲーミングPCを2年間無料で借りることができるキャンペーン。全国高校生eスポーツ選手権に向けて用意された施策だが、今回の大会でも活躍した。

 20年夏に予定している第2回大会は、ゲームタイトルや会場が調整中で、後日発表するという。