CyberZは9月10日、都内で会見を開き、ワンストップでeスポーツ大会を開催できるコミュニティプラットフォーム「PLAYHERA(プレイヘラ)」をリリースすると発表した。同日、β版をリリース。本格リリースは、20年初頭を予定しているという。開発はDIGITAL APPLICATIONで、CyberZとRIZeSTが共同で設立予定の新会社PLAYHERA JAPANが提供する。

CyberZとRIZeSTの合弁会社PLAYHERA JAPANが提供する
eスポーツ大会プラットフォーム「PLAYHERA」の発表会

 PLAYHERAは、eスポーツ大会をオンライン上で簡単に開催するためのアプリ。エントリーからトーナメントの作成、大会進行までを同プラットフォーム上だけで運営/管理することができる。大会のタイトルやサムネイル、開催時間、スポンサーロゴ、登録情報の設定などができる。今後は、配信プラットフォームの設定や、ユーザーセグメント可能な告知機能、戦績管理、ユーザー分析などを実装する予定だ。
 
PLAYHERAが実現していくこと

 ユーザーは無料でアプリを利用することができ、さまざまな大会に参加が可能。チャット機能で、主催者と選手、選手間でコミュニケーションをとることができる。対戦相手と共有するルームナンバーやサーバーIDなどは、対戦画面のチャットボックス内で共有する。出場者へのPUSH通知機能や、eスポーツに特化したSNS機能(β版)も備える。

 本格的にローンチするSNSでは、プレーしているタイトルや使っているデバイスを登録できるプロフィールや、コミュニティの作成、おススメ大会情報やフォローしたユーザーの投稿が閲覧できるタイムライン機能などの搭載を予定する。

 発表会に登壇したCyberZのeスポーツ事業部の大友真吾RAGE総合プロデューサーは、「RAGEという最大規模のeスポーツ大会を運営していると、課題が数多くあった。それらの課題を解決してくれるのがPLAYHERA。オペレーションの簡略化やコストの削減、協議プレーヤーの拡大、継続的な開催を実現するための機能を盛り込んでいく」とPLAYHERAの役割を説明した。
 
PLAYHERAの説明をするCyberZのeスポーツ事業部の
大友真吾RAGE総合プロデューサー

 9月10日にリリースするβ版では、一部のIPホルダーやオーガナイザー、コミュニティなどに大会オーガナイザーアカウントを提供し、定期的にPLAYHERA上で大会を開催していくという。同日のリリースに当たり、大会主催希望者の募集をPLAYHERAのウェブサイトで開始する。

 また、オフライン大会のサポート体制も整える。特に負担の大きい受付をGPSチェックインにしたり、対戦時間が見えにくいトーナメント時などに選手を呼び出せるPUSH通知機能を実装したりする予定だ。

 大友氏は、「今後、設立予定のPLAYHERA JAPANは、IPホルダー、大会オーガナイザー、選手やチームなどのユーザー、スポンサーなど、eスポーツに関わるあらゆる人にとって必要不可欠なプラットフォームになれるよう、サービスを開発/運営していく」とコメント。大会の継続開催に欠かせないスポンサーエンゲージメントの確立など、成長が期待されるeスポーツ市場の健全な発展に努めていくという。