任天堂は9月5日、Nintendo Switch(スイッチ)向けにブリザードエンターテインメントが開発したシューティングゲーム「オーバーウォッチ レジェンダリー・エディション」の販売を10月16日に開始すると発表した。同時に、ネットイースのバトルロイヤルゲーム「荒野行動」の配信も10月に開始すると発表。両ゲームタイトルは、eスポーツで使用されることがあり、スイッチの楽しみ方を広げそうだ。

10月16日にNintendo Switchで発売する
「オーバーウォッチ レジェンダリー・エディション」

 オーバーウォッチは、最初にPC版が登場し、その後「PlayStation 4」「Xbox One」に対応している。同じようにクロスプラットフォーム化を進めてきたエピックゲームスの「フォートナイト」はスマートフォン(スマホ)にまで対応しているが、スイッチに対応した時点で多くの若年層ユーザーを取り込むことに成功しているオーバーウォッチも同じ道をたどることができれば、ユーザー拡大につながる。

 ただ、フォートナイトは無料だが、オーバーウォッチは任天堂公式ストアで税込5378円という違いがある。既存のアップデートや特別なスキンを盛り込んでいるものの、スイッチユーザーの若年層が購入するかは未知数だ。新たなユーザーを取り込むには、魅力的な舞台やコンテンツなど、マーケティングに力を入れる必要がありそうだ。

 荒野行動は、スマホやPC、PS4で楽しまれているタイトル。ストリーマーなどの影響から、スマホユーザーが気軽にプレーできるタイトルとして人気を博している。スマホ版と同じサーバーなので、スイッチとスマホ間での対戦が可能だ。スマホよりも画面は大きくなり臨場感が増すので、移動中はスマホ、家ではスイッチ、といったプレースタイルが想定される。
 
10月にはNintendo Switch版「荒野行動」の配信がスタートする。
画像は任天堂の公式Twitterアカウント(@Nintendo)より

 こうしたクロスプラットフォーム化の動きは、eスポーツ人口の増加につながると期待されている。増えたプレーヤーがさらなる高品質な体験を求めて、高性能ゲーミングPCなどにステップアップするようになれば、市場はさらに活性化するはずだ。受け入れる器は、用意しておきたいところだ。(BCN・南雲 亮平)