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住友生命、アイアル少額短期保険を子会社化、ニッチ分野への保障を提供

経営戦略

2019/09/02 15:00

 住友生命保険(住友生命)は8月21日付で、医療保険、家財保険、孤独死保険など、特定のマーケットニーズに対応したユニークな商品を提供しているアイアル少額短期保険の株式を取得し、子会社化した。

住友生命がアイアル少額短期保険を子会社化

 住友生命は、少子化・高齢化の進展にともなう顧客ニーズの多様化・細分化による“ニッチな分野”への保障提供の必要性の高まりを受け、アイアル少額短期保険の商品を提案し、「マルチチャネル・マルチプロダクト戦略」のさらなる推進を図る。

 一方、アイアル少額短期保険は、住友生命グループの一員となり、グループ各社とのシナジーなどを発揮を目指す。なお、社名・本店所在地の変更はない。

 少額保険とは、保険金額が「少額」で、保険期間が「短期」の保険商品で、「第三の保険」とも呼ばれる。モバイル機器の修理費用を補償する「モバイル保険」や「ペット保険」など、ニーズが高まりつつある新しい分野を含め、少額短期保険会社は、少額短期保険しか取り扱えないが、損害保険と生命保険の双方を取り扱える。