三菱、庫内整理が便利な「単身世帯やDINKs層」向け中型冷蔵庫

新製品

2023/09/08 20:00

 三菱電機は9月8日に、単身世帯やDINKs層など多様化する家庭ごとの使い方に応じて、使い方の自由度が高い「フリーケース(タマゴトレイつき)」を搭載し、庫内をより整理しやすくした冷蔵庫「CX」シリーズを発売した。ラインアップは、「MR-CX37J」「MR-CX33J」の2機種。あわせて、従来機種よりも省エネ性能を向上した「C」シリーズの新機種「MR-C33J」も発売している。価格はいずれもオープン。

「MR-CX37J」(左から3つ)と「MR-CX33J」

省エネ性向上の「Cシリーズ」も発売

 「MR-CX37J」「MR-CX33J」「MR-C33J」いずれも、同容量帯ではトップクラスとなり、80Lのビッグフリーザーを搭載しており、冷凍食品のまとめ買いに便利な冷蔵庫。扉には、どこからつかんでも開けられるフリーアクセスデザインを採用するとともに、庫内には汚れを拭き取りやすいガラスシェルフを全段に採用している。
 
「フリーケース」の活用イメージ

 「MR-CX37J」と「MR-CX33J」は、「フリーケース」によって、バラつきやすい小さな物や、よく使う「朝食セット」「お菓子セット」などをまとめられ、取り出しやすい。
 
「氷点下ストッカーA.I.」の使用イメージ

 庫内に設けられた「氷点下ストッカーA.I.」では、独自の気流制御によって、食品の内側と外側の温度差を抑えて過冷却状態を作り出し、氷点下(約マイナス3℃~0℃)でも食品を凍らせずに保存可能なので、肉や魚を生のまま約3~10日間保存できる。チルドでは保存可能な期間が約4日間程度だった、牛もも肉や豚ロース肉も約10日間保存できるので、まとめ買いに役立つ。

 さらに、「氷点下ストッカーA.I.」では冷蔵室より低温環境で保存するので、食品の変色を抑えられるほか、食品を凍らせずに保存することで細胞破壊によるドリップの流出を防ぎ、栄養素を逃がすことなくおいしさを保てる。また、給水タンクが埋まっているので、フレッシュゾーン(ワイドチルド・氷点下ストッカーA.I.)が冷蔵室の横幅いっぱいまで使えるため、幅が広い食品トレイの収納にも対応している。

 「MR-CX37J」は、定格内容積365L、冷蔵室215L、野菜室70L、冷凍室80L。「MR-CX33J」は、定格内容積330L、冷蔵室180L、野菜室70L、冷凍室80L。どちらもカラーは、パールホワイト、ダークブラウンの2色で、左開きモデルも用意している。
 
MR-C33J

 「MR-C33J」は、食品の整理がしやすくたっぷり収納可能な大容量2段チルドを搭載しており、チーズやハムなどの加工食品は上段、肉や魚といった生鮮食品は下段に保存するなど、食品を整理して保存できる。また、上段と下段で分けられるため、ニオイ移りもしにくい。2段構造の大容量チルドなので、まとめ買いにも対応する。
 
大容量2段チルドの収納イメージ

 そのほか、2022年に発売された従来機種と比較して、省エネ性能を向上した。

 定格内容積330L、冷蔵室180L、野菜室70L、冷凍室80Lで、右開きモデルのみとなっている。
ギャラリーページ