AIが生活スタイルに合わせて全室最適運転を行う冷蔵庫、三菱電機から

新製品

2021/01/15 08:00

 三菱電機は、冷蔵庫「置けるスマート大容量・野菜室が真ん中」シリーズの新機種として「MR-MXD57G」と「MR-MXD50G」の2機種を2月1日に発売する。価格はどちらもオープン。

「MR-MXD57G」(左)と「MR-MXD50G」

 MR-MXD57GとMR-MXD50Gともに、「全室独立おまかせ A.I.」を搭載し、「おまかせ A.I.自動」ボタンを押すだけで全ての扉の開閉データを収集し、AIがユーザーの冷蔵庫の使用状況を分析・学習して、各家庭の生活パターンを予測して冷却を自動制御する。また、新たに食品の霜発生を抑える「霜ガード」を備えており、食材の水分を保つことで、おいしさを維持できる。

 製氷室では氷が必要になるタイミングを予測して急速製氷を行い、瞬間冷凍も各家庭の使い方に合わせて自動で最適運転を行う。熱いものを入れた際は、自動であら熱取りをした上で瞬冷凍を行うので、家事の時間短縮にも役立つ。

 スマートフォン専用アプリ「MyMU(マイエムユー)」を使用すれば、食品保存や買い物のコツなどの情報にアクセス可能で、コンテンツとしてレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」監修による食品保存方法のポイントや、「切れちゃう瞬冷凍 A.I.」のウェブページに掲載しているレシピ集へのリンクなどを用意している。

 本体には、フロスト加工ガラスと凹凸感のあるグレイン柄を採用しており、ガラスでありながら木目を想起させ、さまざまなインテリアや生活空間に調和する。また、フロスト加工ガラスによって、指紋が付きにくく、滑らかな手触りを実現した。

 MR-MXD57Gは定格内容積が572L。税別の実勢価格は42万円前後の見込みとなっている。MR-MXD50Gは定格内容積が503L。税別の実勢価格は38万円前後の見込みとしている。
 
「MR-MX50G-W」(左)と「MR-MB45G-C」

 その他、置けるスマート大容量・野菜室が真ん中シリーズの大・中型ゾーンである「MX/MB」シリーズでも、全室独立おまかせ A.I.搭載機種を2月1日に発売する。価格はいずれもオープンで、税別の実勢価格は「MR-MX57G」が40万円前後、「MR-MX50G」が36万円前後、「MR-MX46G」が35万円前後、「MR-MB45G」が29万円前後の見込みとなっている。