三菱の「冷凍室が真ん中」冷蔵庫、全室独立のAI&温度制御のこだわり

新製品

2021/04/13 19:30

 三菱電機が4月23日から発売する冷蔵庫「置けるスマート大容量・冷凍室が真ん中 WXD・WXシリーズ」は、全室を独立して温度コントロールする新機能「全室独立おかませA.I.」の搭載と、スマートフォン(スマホ)の専用アプリ「MyMU」との連携を図った。

「置けるスマート大容量・冷凍室が真ん中 WXDシリーズ」

家族の生活リズムをAIが判別

 全室独立おまかせA.I.では、冷蔵庫内の温度を検知する計16個のセンサーを搭載し、全室の温度を個別に管理する。主なセンサーは、庫内の温度や室内の湿度・温度、霜の付着、扉の開閉などを監視するセンサーとなっている。
 

 これらのセンサーは、単に温度などを計測するだけではなく、家庭ごとの冷蔵庫の利用データをAI分析することで、それぞれの家庭に合わせた最適な庫内状況を保つ。例えば、買い物後に食品が投入されるタイミングをあらかじめ予測し、鮮度を守るために事前に冷却しておけるほか、使わない時間帯に自動でECO運転に切り替わる。

 分かりやすい例でいえば、夜や深夜の時間帯に働く家庭と、日中に働く家庭では、当然ながら冷蔵庫が稼働するピークの時間帯は異なる。全室独立おかませA.I.は、その違いを把握して自動で温度制御することができるという。

 また、三菱には2月に発売した野菜室が真ん中の「MXD・MXシリーズ」と、今回の冷凍室が真ん中のWXD・WXシリーズをラインアップしており、いずれも各室を断熱材で仕切った「全室独立構造」にこだわっている。
 
 
断熱材の壁で仕切った「全室独立構造」へのこだわり

 全室独立構造にすると、冷蔵室や製氷室、瞬冷凍室、冷凍室、野菜室の温度を正確にコントロールできるからだ。各室が裏でつながっている「なんちゃって」の温度制御ではないところに、三菱のこだわりがある。それだけではなく、例えば、製氷室でつくった氷に、魚などの臭いがつかないといったメリットもある。
 
冷凍室が真ん中の「WXD・WXシリーズ」

 こうした全室独立おかませA.I.は、冷蔵庫内の肉や魚を生のまま長持ちさせる「氷点下ストッカーD A.I.」や解凍しなくてもすぐに使える瞬冷凍室の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」、氷の使うタイミングや量を予測する製氷室の「急速自動製氷」、野菜を新鮮に保つ「クリーン朝どれ野菜室」など、全室の細かい温度制御に反映されている。
 
瞬冷凍室も「全室独立おかませA.I.」で制御

 最後に、スマホ連携では、「MyMU」アプリで各部屋の温度設定や機能変更、扉の開閉回数の確認できる「冷蔵庫モニター」や、使用状況に合わせてアドバイスしてくれる「気くばりナビ」、食材選びのコツなどを紹介した「おいしさアシスト」などの機能を搭載。冷蔵庫のハードだけでなく、ソフト面でのサポートも充実させている。
 
スマートフォンの専用アプリ「MyMU」

 価格はオープンで、実勢価格は、MR-WXD70Gが49万5000円前後、MR-WXD60Gが44万円前後、MR-WXD52Gが39万円前後、MR-WX60Gが41万円前後、MR-WX52Gが37万円前後などとなっている。(BCN・細田 立圭志)

オススメの記事