三菱、「中だけひろびろ大容量」シリーズに奥行き650mm・容量485Lタイプを追加

新製品

2023/01/26 19:00

 三菱電機は1月27日、冷蔵庫「中だけひろびろ大容量」シリーズに奥行き650mmで容量485Lの機種を追加するとともに、冷蔵庫内の整理整頓やお手入れをユーザーへ通知・提案する「A.I.予報」を新たに搭載した「MZシリーズ」3機種を発売する。価格はいずれもオープン。

MR-MZ60J
 

整理整頓やお手入れ通知の「A.I.予報」搭載

 「MZシリーズ」は、冷蔵室・野菜室・冷凍室の各部屋に搭載したセンサが、それぞれの扉を開けている時間を計測し、過去と現在の平均開放時間の変化(増加・減少)を解析することによって、今後の冷蔵庫内の収納状況を予測し、操作パネルや「つながるアプリ」に整理整頓やお手入れを行うよう通知する「A.I.予報」を備えている。
「A.I.予報」の活用イメージ

 操作パネルで通知を確認したら、冷蔵室内に貼られているコードをスマートフォンで読み込むことで、整理整頓やお手入れに関する解説動画を確認できる。また、「つながるアプリ」なら通知ボタンのタップで解説動画を見られる。
故障発生時の通知イメージ

 故障が発生した場合に必要な情報を通知する遠隔保守機能を備えており、本体からクラウドに送信されるエラーコードに基づいて、家電統合アプリ「MyMU」にエラー内容を通知する。なお、訪問修理が必要なエラーが発生した場合は、修理依頼に関連したウェブページを案内してくれる。
「MeAMORアプリ」を使用した遠隔見守りイメージ

 「MyMU」内に設定可能な「MeAMORアプリ」から利用できる、有料サブスクリプションサービスにも対応しており、扉の開閉状況によって離れた家族の生活状況をアプリから確認し、普段とは異なる傾向などが発生した場合は通知する。カメラなどでの見守りではないため、プライバシーを保ちつつ、日々の細かな家電の使用状況から、生活の変化に気づけるようになっている。

 ラインアップは、容量602Lの「MR-MZ60J」、容量540Lの「MR-MZ54J」に加えて、2022年に販売が開始された「中だけひろびろ大容量」シリーズと同様に、独自の薄型断熱構造「SMART CUBE(スマートキューブ)」や、給水タンクが埋め込み式の「洗える埋めちゃっタンク」を採用し、冷蔵室内の収納量をアップさせた薄型タイプ「MR-MZ49J」(容量485L)を用意する。いずれも、カラーはフロストグレインブラウン、グレイングレージュ、グレインクリアの3色。

 そのほか、「つながるアプリ」には「切れちゃう瞬冷凍A.I.」を使用した旬の食材レシピを新たに8件掲載した。
MR-MB45J

 あわせて、「野菜室が真ん中」シリーズの片開き5ドアタイプ「MBシリーズ」に、「A.I.予報(操作パネルでの通知のみ)」を搭載した「MR-MB45J」(容量451L)も発売する。カラーは、クリスタルピュアホワイト、グレイングレージュの2色で価格はオープン。左開きタイプ「MR-MB45JL」も用意する。