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“ノック”がスプレーの噴射口? 胸ポケットに「消毒液が携帯できるペン」

時事ネタ

2021/02/14 18:00

【思わず使いたくなる文房具あれこれ・49】 いまや外出先で欠かせないアイテムになりつつあるアルコールスプレー。とはいえ、スプレーをいちいち持ち歩くのも面倒といえる。そんな不満を見事に解決したのが、大王製作所の「消毒液が携帯できるペン」だ。

一見、ただのボールペン

 ボールペンと消毒液を入れるアトマイザーが一体となった同商品。ノック式のボールペンと違い、芯を出すために本体をひねる必要がある。試し書きしたところ、手にフィットするグリップが好印象。ボールペンとしての機能も問題ないようだ。

 アトマイザー付きにも関わらず、重さはおよそ13gほど。スラスラと軽快にペンを走らせることができる。
 
持ちやすいグリップが魅力的
 
1.0mmのボールペンは書きやすさもバツグン
 ペンの“ノック”部分には噴射口。早速、消毒スプレーの性能を試していこう。
 
“ノック”部分からスプレーが噴射できる

 消毒液のセッティング方法は至ってシンプル。スプレーの噴射口をクルクル回して取り外し、ペン本体に消毒液を流し込むだけでセットが完了した。あとは上部をノックすれば消毒スプレーに早変わり。余計な荷物を増やさずに消毒液を持ち運びできるのはかなり魅力的である。
 
ノックも簡単に外せる

 ちなみにペン本体からアルコールの臭いがする恐れはなし。液漏れの心配もないため、これなら胸ポケットに忍ばせておき、出先でサッと取り出して使えそうだ。手に当てると、普通のアルコールスプレーと遜色のない使い心地を実感。消毒液のみならず、香水や化粧水を入れるのもいいかもしれない。
 
手のひらに噴射してみた

 価格は、一般的なボールペンより少し安い100円(税別)。今のご時世ならではのアイデアグッズを一つ持っておけば、仕事先など、さまざまな場面で活躍してくれるだろう。(フリーライター・藤崎恭弥)

※記事中の価格、情報はライター購入時のAmazon実売価格・情報です。

■Profile
藤崎恭弥

30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している