政府の布マスク2枚、早ければ今週末に配送開始

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2020/04/14 16:35

 政府が今週(4月12日週)後半以降、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、1住所当たり布製マスク2枚の配送を開始する。感染者の多い都道府県から順次配布する予定で、配送スケジュールが分かるような情報を発信していくことを検討しているという。同事業については、厚生労働省がQ&Aを公開。各種疑問に答えている。

洗濯して使いまわせる布マスクが1住所につき2枚配布される

 布製マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用が可能。政府は、品薄状態が続く現状を踏まえ、速やかに幅広くマスクを国民に配布するため、確保のめどが立った布製のマスクを配布することにした。日本郵便が、ポストに投函する形を採用した。

 厚労省は布マスクについて、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果や、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことから、感染拡大を防止する効果があると考えている。このほか、喉・鼻などの呼吸器を湿潤させることで風邪などに罹患しにくくなる。

 店頭でマスクが手に入らないことに対する不安の解消や、増加しているマスク需要の抑制により、医療機関や高齢者施設など必要な場所に必要な量を届けることができる環境をつくる効果、などが期待される。

 また、厚労省は、洗濯による繰り返しの再利用が品質上問題ないことを確認しており、1日1回の洗濯を推奨している。なお、洗濯によって多少縮むことがあると、理解を呼びかける。

 可能な限りテレワークを実施し、一方で「機密情報を扱う」「接客の必要がある」などで出勤しなければならないのであればマスクを着用するという環境をつくれば、マスク2枚でも何とかしのげるかもしれない。1家庭につき1人だけが外出するように心がければ、感染拡大防止にもつながる。どの家庭にも当てはまる取り組みではないが、現段階で布マスク2枚でやり繰りする手段はそう多くない。

 家族の人数が多く、2枚で足りない場合、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などの児童・生徒には、4月中旬から順次、布製マスクを配布する。こうした配布のほか、なお不足する世帯には、全世帯に2枚ずつマスクを配布し終える5月中旬をめどに、対応方法を検討し、受付を開始する予定だという。

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