花王の生活者研究センターが発表した「花粉に関する生活者実態とその対策の検証」によると、室内に侵入した花粉の55%が床面、22%がふとん、15%が洗濯物に付着しているという。このデータが裏付けるのは、ダニ対策として広がったふとんクリーナーは花粉対策にも需要があるということだ。

 ふとんクリーナーの火付け役となったレイコップジャパン マーケティング課の高吉史彬PR Director リーダーは「なぜ、ふとんクリーナーがふとんに特化しているのかという部分は、もっと理解を促進したい」と語る。
 
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レイコップジャパン マーケティング課 高吉史彬 PR Directorリーダー

ダニ対策だけじゃない ふとん特化のメリット

 例えば、クリーナーというと「吸引力の強さ」が性能のよしあしに直結すると思われがちだが、ふとんクリーナーに関しては正解とは限らない。「吸引力が強すぎるとふとんの繊維を傷つけてしまう。レイコップではダニや花粉を叩きだして、やさしく吸引するので、効果を発揮しつつも、ふとんに与えるダメージは少ない」(高吉リーダー)。

 しばしば「重い」という指摘を受けるが、この重さにも理由がある。本体の重量でふとんに密着することで、吸引力に頼らず隙間にまで入り込んだダニや花粉を除去できるのだ。

 レイコップが搭載するダニを弱らせるためのUVライトは、ウイルスについても99.9%除菌するので、インフルエンザ対策にも一役買う。就寝前にまくら元にさっとふとんクリーナーをかけるだけでも効果的だ。
 
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17年6月に発売した新スタンダードモデル「レイコップRN」

美容対策で若者にも支持が拡大

 近年は顧客層に変化が起こっているという。「もともと小さいお子さまがいる家庭がメインターゲットだったが、最近は若い世代にも拡大してきている」(高吉リーダー)。

 理由としては、住居でふとんが干せない、除菌で衛生環境を維持したいなどさまざまだが、美容意識から購入に踏み切る顧客が多い。「まくらに付いた菌を放置しておくと、ニキビや脱毛の原因にもなる。そうした問題には若い方ほど敏感に反応する」とのことで、新生活需要も年々高まっている。インフル・花粉だけでなく美容もこれからのシーズンの訴求ポイントになりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)