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新型コロナ流行前から2人に1人が「孤独感」、カスペルスキー調査

データ

2020/08/21 17:44

 カスペルスキーは、新型コロナウイルス感染症の影響下における孤独感に関するグローバル調査の結果を8月20日に発表した。調査は、欧州12カ国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、ポルトガル、チェコ共和国、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア)と、日本の18歳以上の男女(欧州:計1万人、日本:500人)を対象に、5月13~15日の期間に行われている。

日本人の半数は新型コロナ以前からずっと孤独感を抱いていたことが明らかに

 調査対象者のうち、日本人に新型コロナウイルス感染症の流行前と外出自粛期間中を比較して孤独感がどのように変化したかを尋ねたところ、55.6%が「新型コロナ流行前も自粛期間中と同じくらい孤独を感じた」と回答した。
 
孤独感を和らげるのはテレビや映画、家族や友だち。
テクノロジー利用も効果あり

 孤独感を和らげるために、役立ったものは何かを尋ねた質問では、「テレビや映画を見ること」(55.8%)、「家族や友だちと会うこと」(48.6%)、「友だちや家族と電話やビデオ通話をすること」(31.8%)が上位となっている。また、71.6%の人がテクノロジーの利用は孤独感を和らげるのに役立つと答えた。
 
外出期間中に孤独を感じた人の6割が
「もっと自信をもってテクノロジーを使えれば孤独感を和らげられる」と回答

 新型コロナウイルス感染症の流行前よりも、外出自粛期間中の方が孤独感を感じたと回答した人(109人)のうち、60.6%の人は「もっと自信をもってテクノロジーを使えれば、孤独感を和らげるのに役立つだろう」と回答している。