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新型コロナに不安のシニア女性は8割、情報におどらされないよう心がけ

データ

2020/04/15 20:30

 ハルメクは、同社が運営する生きかた上手研究所がハルメクエイジマーケティングと共同で、50~85歳のシニア女性を対象に実施した「新型コロナウイルスに関する意識調査」を実施した。

8割近くのシニア女性が新型コロナウイルスに不安を感じている

 新型コロナウイルスに関する意識調査は、50~85歳の女性520人を対象に、東京五輪開催延期の発表や緊急事態宣言の発令前である、3月17~20日の期間に行われている。

 調査対象者に、新型コロナウイルスへの不安を尋ねたところ、「不安である」「まあ不安である」という回答の合計が79.8%に達した。
 
不安に感じていることは「いつ流行が落ち着くのかわからない」「ワクチンや特効薬がまだない」

 不安に感じていることについては、「いつ流行が落ち着くのかわからない」(90.4%)、「ワクチンや特効薬がまだない」(73.0%)といった、不確実な未来に対する項目が上位となっている。なお、「金銭的な不安」は10.6%に留まった。
 
新型コロナによる節約志向は見られない

 今後1カ月の支出を尋ねた質問では、「支出は減りそうだと思う」という回答が15.2%で、新型コロナウイルスをきっかけとした節約志向は、この時点で見られない。
 
新型コロナ関連で心がけているのは「情報に踊らされないようにする」こと

 新型コロナウイルスの感染が広がる状況の中で、心がけていることを尋ねたところ、「情報に踊らされないようにする」(68.8%)という回答が最も多く、「免疫力をあげる」(64.8%)、「不特定多数の人が触るものには直接触らない」(53.7%)がそれに続いた。
 
シニア女性の多くが新型コロナ関連情報を新聞よりもネットから入手

 新型コロナウイルスに関する情報の入手元としては、「新聞」(69.0%)よりも「インターネット」(71.5%)を利用しているシニアが多い。
 
新型コロナではモノよりもコト消費の制約が多い

 新型コロナウイルスに関連して実際に経験したことに関しては、「行く予定だったコンサートやスポーツイベントが中止または延期になった」(56.0%)、「公共交通機関を使う頻度を落とした、またはやめた」(47.1%)、「スポーツジムや体操教室などが休業した、または行くことを控えた」(40.4%)など、モノよりコト消費の制約を強いられた意見が多かった。

 一方で、「冷凍食品や缶詰などの食料品を備蓄した」は24.6%にとどまり、「店頭でマスクやトイレットペーパーを購入できた」(21.0%)人よりも、「購入できなかった」(54.8%)人の方が多いことも明らかになっている。
 
シニア女性には「幸せだけど不安」な“現実的なしっかりさん”が多い

 「自分の幸福度」と「新型コロナウイルスへの不安度」の相関を見ると、「幸せだけど不安(現実的なしっかりさん)」が68.7%(357人)、「幸せで不安はない(なんとかなる前向きさん)」が18.8%(98人)、「不幸だし不安(ネガティブさん)」が11.2%(58人)、「不幸だけど不安はない(人生のぼり坂さん)」が1.3%(7人)の順で多かった。

  「現実的なしっかりさん」は、今までできていたことができなくなったことへのストレスが大きく、今後の経済回復にも時間がかかると悲観的。「なんとかなる前向きさん」は、五輪や若いリーダーへの期待が大きく、「なんとかなる」「日本が変わるチャンス」と力強いコメントが見られ、現在のストレスや悩み事が「特にない」という回答が目立つ。
 
新型コロナの感染が拡大する状況でのストレスや困りごと、日本の3年後について、さまざまな意見が寄せられた

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