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テレビの設置・配線問題を解決! 設置場所や配線方法、便利アイテムを紹介

コラム

2026/02/04 11:00

 テレビを新しく購入したときや買い替えを検討しているとき、「設置って自分でできるの?」「配線がごちゃごちゃしそうで不安……」と感じる方は多いのではないでしょうか。

 テレビは設置場所や配線方法を間違えると、画面が見づらくなったり、コードが目立って部屋の印象が悪くなったりと、思わぬストレスにつながることがあります。一方で、ポイントを押さえて設置すれば、見た目もスッキリし、快適な視聴環境を整えることが可能です。



 本記事では、テレビの設置場所の考え方から、必要なもの、設置・配線の具体的な手順までをわかりやすく解説します。あわせて、設置したのにテレビが映らないときの対処法や、配線をキレイにまとめる便利アイテムも紹介します。「設置に失敗したくない」「できるだけ自分でやってみたい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
 

テレビの設置場所



 テレビの設置場所は、見た目だけでなく「見やすさ」や「使い勝手」に直結する重要なポイントです。なんとなく空いているスペースに置いてしまうと、画面が見づらかったり、配線が目立ったりと後悔につながることも少なくありません。

 ここでは、窓やソファー、コンセントの位置、そして目線の高さや視聴距離といった基本的な視点から、失敗しにくい設置場所の考え方を解説します。
 

窓、ソファー、コンセントの位置から考える


 テレビの設置場所を決める際は、まず窓からの光とソファーの位置を確認することが大切です。

 窓の正面や横にテレビを置くと、日中は外光が画面に反射して見づらくなる場合があります。特に西日が当たる位置は、時間帯によって強い映り込みが発生しやすいため注意が必要です。

 また、ソファーの位置との関係も重要です。ソファー正面にテレビを配置できないと、体をひねって視聴することになり、長時間見ると疲れやすくなります。部屋全体のレイアウトを考えながら、自然に正面を向いて見られる配置を意識しましょう。

 あわせて、コンセントやアンテナ端子の位置も確認しておくと安心です。設置場所と電源が離れていると、延長コードや露出配線が増え、見た目が悪くなる原因になります。
 

目線の高さとソファーとの距離を確認する


 テレビを快適に視聴するためには、目線の高さとソファーからの距離も欠かせないポイントです。

 基本的には、ソファーに座ったときの目線とテレビ画面の中心が、ほぼ同じ高さになるのが理想とされています。テレビ台が高すぎると見上げる姿勢になり、首や肩に負担がかかりやすくなるため注意が必要です。

 また、テレビのサイズに対して距離が近すぎると、画面全体を見渡しにくくなります。逆に遠すぎると細かい文字や映像が見えにくくなることもあるでしょう。

 一般的には、テレビの画面サイズに応じた適切な視聴距離を確保することで、目が疲れにくく、快適な視聴環境を整えやすくなります。設置前にソファーとの距離と目線を一度シミュレーションしておき、快適に見られる高さと距離を把握しておきましょう。
 

テレビの設置に必要なもの



 テレビを設置する際には、テレビ本体以外にも準備するものがあります。地デジを見るためには、以下の3つが必要です。

・テレビ電源ケーブル
・アンテナケーブル
・B-CASカード


 テレビ本体をコンセントとつなぐ電源ケーブルと、テレビに挿入して使用するB-CASカードはテレビ購入時に付属しています。なお、B-CASカードとはICチップ入りカードのことです。有料放送やデジタル放送のサービス提供、著作権保護などの目的で使用されます。

 そのほか、地デジ視聴にはアンテナケーブルが必要です。アンテナケーブルは各自で用意する必要があるため、家電量販店などでテレビを購入する際に一緒に購入するといいでしょう。
 

設置と配線方法


 次は、テレビの設置方法について解説します。設置の手順は、以下のとおりです。

1. テレビを組み立てる
2. B-CASカードを挿入する
3. 配線する
4. 初期設定をする

 

テレビを組み立てる


 まずは、テレビを組み立てましょう。テレビの取扱説明書をよく読んで、手順に従って作業を進めることが大切です。

 組み立てる際は、画面に強い力や衝撃が加わらないように細心の注意を払いながらテレビ本体とスタンド、部品を取り出します。また、スタンドを取り付けるときは、転倒防止のためにネジをしっかり固定することが重要です。

 その後、テレビの電源ケーブルをつなぎコンセント側にも挿します。地デジのみ視聴するのであれば、アンテナケーブルを地上デジタル/地上デジタル入力端子と記載されている端子へ接続すればOKです。
 

B-CASカードを挿入する


 続いて、B-CASカードをテレビの挿入口に挿入します。テレビは電源とアンテナケーブルをつなぐだけで見られるわけではありません。有料放送やデジタル放送のサービス提供を受けるには、上述したB-CASカードが必要です。

 B-CASカードは、テレビを購入すると1台につき1枚同梱されています。挿入して問題なければ、テレビが映るでしょう。

 B-CASカード対応モデルの場合は、 B-CASカードをなくすとテレビが見られなくなるため、大切に扱ってください。

 なお、以前はB-CASカードが必須でしたが、近年のテレビではACASチップが内蔵されているモデルが多く、B-CASカードが付属しないケースもあります。

 お使いのテレビがB-CASカード対応かどうかは、取扱説明書で確認しましょう。
 

配線する


 BS/CSチャンネルも視聴したい人は、分波器の用意が必要です。テレビ本体の裏にあるBS/CSと書かれた入力端子に分波器を使用し、電波を地デジとBS/CSに分けて接続を行います。

 地デジ側の端子は地デジの入力端子へ、BS/CS側の端子はBS/CS入力端子へつなぎます。挿し間違えるとテレビが映らないため、気を付けましょう。

 そのほか、テレビとDVDやブルーレイレコーダーを接続したい場合は、HDMIケーブルを購入して、テレビと機器を接続します。テレビ裏側にある「HDMI」と書かれた端子にケーブルを差し込みましょう。テレビ録画用のUSBハードディスクをつなぎたい場合は、テレビ裏にあるUSB端子に接続します。
 

初期設定をする


 B-CASカードを挿入して、テレビのアンテナケーブルが正しくセットされていれば、電源ケーブルをコンセントにつなぐことでテレビが映ります。

 テレビが映るようになったら、最後はチャンネル設定です。初期設定は基本的に画面に映った指示通りに行えば、問題ありません。指示に従い、住んでいる地域の郵便番号などを入力するだけで簡単に設定できます。

 なお、設定方法はメーカーによって手順や方法が多少異なることがあるため、注意しましょう。画面に従ってセットしていく方法が多くなっているようです。
 

映らないときは



 接続したもののテレビが映らないときは、以下の5つのことがしっかりできているかをチェックしてみましょう。

・テレビの電源が入っているか
・配線が正しくつながっているか
・設定が地デジになっているか
・テレビの入力切替ができているか
・B-CASカードが正しく挿入できているか


 テレビ画面に「エラー表示」が出ている場合は、表示番号にしたがって対処法が異なります。取扱説明書にエラー番号が表示された場合の対処法が記載されているため、説明書の手順通りに対処してみましょう。

 以下は、よくあるエラーの原因と対処方法です。
 

配線をキレイにするアイテム


 テレビ周りの配線をスッキリさせるには、「整理しやすいアイテム」を上手に使うことが近道です。自己流でまとめようとしても、電源が足りなかったり、配線が露出したままだったりすると、見た目や安全面で不安が残ります。

ここでは、テレビ周りで特に活躍する定番アイテムを3つ紹介します。
 

電源タップ


 テレビ周りは、テレビ本体に加えてレコーダーやゲーム機、サウンドバーなど、接続機器が多くなりがちです。そのため、電源タップはほぼ必須といえるアイテムです。電源タップを選ぶ際は、雷ガード付きやPSEマーク(電気用品安全法)付きの製品を選ぶと安心です。雷ガードがあれば落雷による故障リスクを軽減でき、PSEマーク付きであれば安全基準を満たしていることが確認できます。

 たとえば、エレコムの「T-NSLK-2610BK」は、雷ガードを搭載しつつスリムな形状で、テレビ台の裏やラック内にも設置しやすいのが特徴です。差し込み口の向きも工夫されており、アダプタ同士が干渉しにくい点もメリットといえるでしょう。
 
エレコムのT-NSLK-2610BK

ラック


 テレビ裏の配線や周辺機器がごちゃついてしまう場合は、テレビ用ラックを活用するのがおすすめです。特に、壁掛けテレビやスタンド設置の場合は、機器の置き場がなく配線が垂れ下がりやすくなります。VESA規格に対応したラックであれば、テレビ背面のネジ穴を使ってしっかり固定できるため、見た目がスッキリするだけでなく、安定感も◎。

 たとえば、山崎実業の「テレビ裏ケーブルボックス スマート」は、配線やレコーダー、電源タップをまとめて収納でき、テレビ背面を効率よく整理できるのが特徴です。工具不要で取り付けられる製品も多く、DIYが苦手な方でも導入しやすいでしょう。
 
山崎実業のテレビ裏ケーブルボックス スマート

ケーブルカバー・配線モール


 テレビの設置場所がコンセントから離れている場合は、ケーブルカバーや配線モールが役立ちます。床や壁にそのままケーブルを這わせると、踏んで断線するおそれがあるほか、見た目も雑然とした印象になってしまいます。

その点、配線モールを使えば、ケーブルをまとめて保護しながら、壁や床に沿って目立たず配線が可能です。両面テープで固定できるタイプなら、賃貸住宅でも使いやすいでしょう。

 たとえば、サンワサプライの配線モール「CA-R50M」は、木目調のシンプルなデザインでインテリアになじみやすく、必要な長さにカットして使える点が特徴です。テレビとコンセントの距離がある場合に、特に重宝するでしょう。
 
サンワサプライのCA-R50M

まとめ


 テレビの設置や配線は、一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、ポイントを押さえて順番に進めれば、初心者の方でも簡単に対応できます。設置場所を決める際は、窓からの光やソファーの位置、目線の高さや視聴距離を意識することで、見やすく疲れにくい環境を整えられるでしょう。

 また、テレビの設置には電源ケーブルやアンテナケーブル、B-CASカードなど、事前に準備すべきものがあるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。配線作業では、接続先の端子を間違えないよう注意し、初期設定まで丁寧に進めましょう。

 さらに、電源タップやラック、配線モールなどのアイテムを活用すれば、見た目をスッキリさせながら安全性も高められます。設置後にテレビが映らない場合も、落ち着いてチェックすれば解決できるケースがほとんどです。不安な方は、本記事を参考に一つずつ確認してみてください。