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【2019年第52週】インフルエンザの流行、年末年始は例年より縮小

時事ネタ

2020/01/10 21:00

 国立感染症研究所が1月10日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2019年第52週(12月23~29日)の患者報告数は11万5002人。定点当たりの報告数は、23.24で前週の21.22から増加した。

インフルエンザ患者の方向数は37都道府県で増加、10道県で減少した
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

 都道府県別では、山口県(38.39)、秋田県(33.61)、大分県(30.78)、山形県(30.28)、愛知県(29.94)、長野県(29.17)、埼玉県(28.61)、宮城県(28.19)、鳥取県(27.62)、千葉県(27.00)、熊本県(26.04)、三重県(26.00)、鹿児島県(25.95)、福島県(25.80)、栃木県(25.67)、石川県(25.04)、宮崎県(24.97)、北海道 (24.82)の順で高い値を示した。
 
定点医療機関当たり患者報告数(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 東京都感染症情報センターが1月10日に発表した「インフルエンザの流行状況」によると、2019年第52週(12月23~29日)/2020年第1週(12月30日~1月5日)は年末年始ということもあり、一時的に縮小。51週までは過去5年で最も深刻な拡大傾向にあったが、年末年始は例年より低い数値だった。ただ、学校や仕事が始まる2週目以降は12月を上回る傾向があり、より警戒する必要がある。