2026.7.07 18:30

生活

本体にAIを搭載したパナソニックのAIドアホンは安全・安心を通してユーザーの暮らしに寄り添う新時代のテレビドアホン!

SHARE ON

 パナソニックはこのほど、ワイヤレスモニター付テレビドアホンの新製品 VL-X70AHSとVL-X70AHFを発売した。同製品は本体にエッジAIを内蔵したAIドアホンで、顔認証と自宅前の見守りなど、ドアホンとAIを組み合わせた機能で自宅の安全と安心をサポートする。

パナソニックのAIドアホン VL-X70AHS

フラッグシップモデルを9年ぶりにフルモデルチェンジ

 テレビドアホン市場は安定して推移してきたが、パナソニックでは時代のニーズに合わせてその機能が変化してきたという。2000年代はまだテレビドアホンの普及率が低かったため、既存のドアホンの配線を利用して来訪者の映像をワイヤレスの子機で確認できる機能が重要だった。

 2010年代になるとECの普及や共働き世帯の拡大により、外出先からでも来訪者に対応できる機能や宅配ボックスとの連携など、搭載機能は社会課題に対応するものへと変わってきた。

 そして現代においてはニセ警察官詐欺や特殊詐欺、闇バイトによる犯罪が社会問題化し、在宅していても安心とは言えない時代になっている。そのため、以前よりも暮らしの安心や安全が脅かされていると実感している人は多いのではないだろうか。
 
パナソニックのテレビドアホンは
社会や時代の変化に対応して進化

 同社は自宅のセキュリティに対する不安を少しでも取り除き、不幸な事件を1件でも減らすという目的で、ドアホンのフラッグシップモデルを9年ぶりにフルモデルチェンジした。それが、新製品のAI搭載ドアホンVL-X70AHS(以下、VL-を省略)とX70AHFである。

 両機種とも屋外に設置する玄関子機と室内のモニター親機、ワイヤレスモニター子機のセットで構成されている。X70AHSの玄関子機はX70AHFよりも大きく、外観はX70AHSが高級感のあるアルミ合金、X70AHFは難燃樹脂というのが両機種の違いだが、取り付け器具のサイズと機能面の違いはない。

 また、両機種とも本体を壁の表面にそのまま固定する露出設置に対応しているが、X70AHSは壁の内部に埋め込む埋込設置にも対応。玄関子機の出っ張りが少なく、壁とフラットになるので前述のアルミ合金による外観と合わせてデザイン的に見栄えが良いのがポイントだ。
 
X70AHS(左)とX70AHF(右)は
玄関子機のサイズや外観が異なる

サーバーを介さず即時判断できるエッジAIを採用

 新製品の最大の特徴が、玄関子機のカメラユニットにAIを搭載したことだ。一般的なテレビドアホンの玄関子機にはカメラが付いていて、来訪者を確認することはできる。しかし、誰が来たかはモニターに映し出される映像を見るまで分からない。

 そこで前述のとおり、カメラユニットにAIを搭載することで来訪者の検知はもちろん、玄関子機周辺の動物や車には反応せず、人のみを検知することが可能となった。さらに、この搭載されたAIはクラウドを介さないエッジAIである点も大きなポイントだ。
 
エッジAIはオフラインで動作し即時判断が可能

 通信でサーバーにデータを送り、そこでAI処理をするクラウドAIは処理能力の高さや自由度に優れる反面、通信経路にトラブルが生じた場合、肝心のAI処理ができなくなる。新製品に採用したエッジAIは、クラウドにデータを送らずにその場で処理できる。

 また、クラウドAIはデータ送信のためのアカウントの取得や設定などが必要で、知識を有していないとハードルは高い。

 同社では「エッジAIなら、例えば高齢者でも難しい設定をせずに来訪者を検知してくれるメリットがあります。また、これまでのフラッグシップモデルでは便利な機能を搭載しているのに使われていないという悩みもありました。新製品の開発では誰でも簡単に使えるという点を重視し、その解がエッジAIでした」と説明する。
 
パナソニックの独自技術でドアホンにAIを搭載

 ドアホンは単なる訪問客対応だけの機器ではなく、暮らしの中で生活者に寄り添う新しいデバイスになっていくべきと同社では考え、その第一歩となるのが今回の新製品と位置づけている。

[次のページ]登録者をAIが認証

次へ

写真ギャラリー

SHARE ON

あわせて読みたい

注目の記事


CLOSE
CLOSE