三菱UFJニコス、ポイント還元事業の還元ルール・還元時期を公開

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2019/08/28 12:30

 経済産業省の主導で実施する「キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)」は今年10月1日から。各社に先駆け、三菱UFJニコスはポイント還元時期などの詳細を特設サイトで公開した。

通常プラス最大5%還元される

10月からキャッシュレス決済で最大5%を還元

 ポイント還元事業として、2019年10月~20年6月の9カ月間、登録決済事業者が提供するキャッシュレス決済手段を利用して決済すると、中小企業・小規模事業者が運営する店舗では5%、フランチャイズチェーン店では2%還元される。

 三菱UFJニコスのクレジットカードの場合、還元方法はカードブランドによって異なり、UFJカードを含む「MUFGカード」では、10月~11月の利用分を1月10日の請求時に、12月以降の利用分は翌々月の請求時に、還元ポイント1ポイントを1円相当として請求額から割り引く形で還元する。事前の手続きは不要。なお、還元ポイントは、ひと月あたり15000ポイント(1万5000円相当)が上限となり、利用代金よりも還元ポイントのほうが多い場合は、登録済の支払口座へ振り込む。

 各カードとも、同事業で還元されたポイントは、12月頃開設予定の専用サイトで確認できる仕組み。既存の会員専用サイトでは確認できない。
 
三菱UFJニコスが発行するクレジットカード一覧

 経済産業省が8月23日に公表した、ポイント還元事業の8月下旬時点の登録決済事業者は775社。特設サイト(https://cashless.go.jp/)では、消費者向けに、8月末に対象となる決済手段一覧を公表するほか、9月中旬には、対象店舗を検索するための地図アプリをリリースする予定。なお、ポイント還元の対象となる店舗には、ポスターやPOPが掲載される。