初夏はウルトラマラソンシーズン! みなさん走ってますか。ウルトラマラソンも業界最速記者(編集部調べ)、畔上文昭です。フルマラソンの大会は主に10月から3月の寒い季節に開催されますが、100kmなどの超長距離を走るウルトラマラソンの大会は、春や秋の暑すぎず寒すぎずの季節に開催されます。走る時間が長いので、寒いと凍えるし、暑いと熱中症で倒れちゃうためです。

 というわけで今回は、ウルトラマラソンシーズンの到来を意識し、ポラールのランニング&マルチスポーツウォッチ「Polar Vantage M」を試用しました。そのレポートをお届けしましょう!!
 
遠くにうっすら見える富士山と「Polar Vantage M」

30時間連続稼働のランニング&マルチスポーツウォッチ「Polar Vantage M」

 Vantage Mは、トレーニングモードで最大30時間の連続稼働というスタミナ設計になっています。これがいかほどのものかというと、金曜日に充電して、土曜日に約23キロ(約2時間)走り、さらに日曜日に約50キロ(約4時間40分)走ったところで、残り65%でした。こまめに充電しなくても、週末のトレーニングは十分に乗り切れます。ちなみに、日常の活動量計として使うなら、1週間以上の連続使用に耐え得るスタミナの持ち主です。
 
土曜日に約23キロ(約2時間)走り、さらに日曜日に約50キロ(約4時間30分)走ったところで、
残り65%というスタミナ

 長距離走の最中に、走るのが嫌になるほど気になるのが、ランニングウォッチの重さです。Vantage Mは重さが45グラムであり、50キロのロング走では全く気になりませんでした。上位モデルの「Vantage V」は66グラムでランニング時にやや重く感じたので、私はVantage Mをおススメします。ちなみに、Vantage MとVantage Vの主なスペック比較は、比較表をご参照ください。
 
 Vantage Vはワット単位の機械的仕事量を示す「ランニングパワー」の計測に対応していますが、Vantage Mでは計測できません。ただ、ランニングパワーの数値が難解なのと、ランニングインデックス(VO2MAX)が計測できることから、トレーニングにおいても不便は感じません。
 
50キロ走で使用したVantage Mの記録
 
42キロ走で使用したVantage Vの記録

ちょー厳しいポラール先生

 Vantage Mが楽しいのは、日常使用の表示画面でトレーニングの状況を教えてくれるところ。「トレーニング不足」「現状維持」「効果的」「オーバートレーニング」の四段階で、トレーニングのステータスを教えてくれます。サボっていると、ポラール先生(Vantage Mのこと)が「トレーニング不足」の指示を出し、危機感をあおるのです。

 ポラール先生はトレーニング状況をどのように判断しているかというと、長期と短期のトレーニング負荷を見ています。疲労具合などは全く判断してくれないので、「オーバートレーニング」とされて油断すると、翌日に「トレーニング不足」なんて表示されることも。ただ、これはデータが少ないために、ポラール先生が判断に迷っている可能性もあります。
 
日曜日に50キロ走、木曜日に22キロ走をこなした後の金曜日の表示。
「オーバートレーニンク」と「グ」が「ク」になっているのはご愛嬌
 
続けて土曜日の23キロ走で「オーバートレーニンク」を維持するも、
日曜日の朝には「トレーニング不足」に!ポラール先生、厳しい。日曜日も23キロ走をやるハメに

 ポラール先生の叱咤激励で、気が付いたら4月の前半だけで走行距離合計170キロ越え。ウルトラマラソンのタイムが楽しみになってきました。


■Profile
畔上文昭(あぜがみふみあき)
週刊BCN編集部 編集委員。業界記者最速(編集部調べ)の市民ランナーとして、マラソン大会やウルトラマラソン大会に出場。自己ベストは、フルマラソンが3時間9分51秒(18年12月 第14回さのマラソン)、ウルトラマラソンが11時間10分10秒(18年6月 柴又100K)。月間200kmという少なめのトレーニングでサブスリー(3時間切り)を目指している。このところ注力している取材領域は、量子コンピューター。


■お詫びと訂正
本文初出時、Vantage Mにオートポーズ機能がないと紹介しましたが、ユーザー向けのウェブサイト「Polar Flow ウェブサービス」で設定できます。設定方法は、PolarFlow ウェブサービスの「スポーツプロファイル」から「ランニング」など該当するスポーツの「編集」をクリック。「デバイスに関連」で「Polar Vantage M」を選択し、「動作とフィードバック」でオートポーズの設定ができます。お詫びのうえ、訂正いたします。