ヨドバシAkibaで見つけた藤沢社長の気遣い

特集

2017/03/25 12:00

 ヨドバシカメラの旗艦店「マルチメディアAkiba」の5階にある白物家電フロアの商談コーナーの脇に、同社の藤沢昭和社長の顧客への気遣いが感じられる「商品」がさりげなく展示されている。それが浅野木工所製の芯ナシ木槌、「あしうらトントン」だ。


マルチメディアAkibaの白物家電フロアで見つけた「あしうらトントン」

 価格は税別710円。紹介コーナーでは、まずはかかとを中心に叩き、次に足裏の上部を叩く、最後に足の指を反らせて指の付け根を叩くという、独自の「藤沢式足裏とんとん健康法」の手順も示している。就寝前などに叩くと、足の疲れや冷えに効果があるそうだ。
 

店頭での展示は2本だが、しっかり在庫も用意する
 

木槌で足裏を叩く、独自の「足裏とんとん健康法」も紹介

 同店の勝田店長代行によると、「商談スペースに座るお客様が疲れないようにと、藤沢社長が考案したアイデア」という。展示は2本だけだが、「ついで買いで購入するお客様もいらっしゃるので、しっかり在庫しています」と、品切れの心配はないとアピールする。

 ちなみに、この木槌は、オンラインショップの「ヨドバシ・ドット・コム」でも購入できる。「浅野木工所」で検索すると、鎌や熊手など、計827件ものアイテムがヒット。「あしうらトントン」は、ヨドバシカメラの約456万品目の膨大な品揃えを象徴するアイテムの一つともいえる。(BCN・細田 立圭志)