日立、ロボット掃除機に参入、業界トップの「小ささ」が特徴

新製品

2016/10/17 17:04

 日立アプライアンスのは10月17日、同社初のロボットクリーナー「minimaru(ミニマル) RV-DX1」を11月19日に発売すると発表した。業界トップクラスの幅25cm、高さ9.2cmの小ささが特徴で、掃除しにくい狭い所や低い所もきれいにできる。価格はオープンで、税抜の実勢価格は10万円前後の見込み。


日立初のロボットクリーナー「minimaru」

 「小型ハイパワーファンモーターR」など、多くの部品をコンパクトボディ向けに新開発した。さらに、複数のセンサのほか、状況に合わせて100以上の行動パターンから進行方向を選ぶロボットクリーナー専用の「minimaru AI」を搭載。通過回数を増やすことで、コンパクトボディながらもすばやく部屋全体を掃除できるようにした。
 

小さいボディを生かした高い掃除性能
 

狭いイスの脚の間もしっかり掃除できる

 ブラシ部は、2つのブラシでフローリングとカーペットの両方のごみをしっかり取り除く独自の「ダブルかきとりブラシ」を採用。また、充電台に戻ると、強い気流でダストケース内のごみを圧縮する「ごみプレス」や、回転ブラシを逆回転させてブラシについたほこりをクリーニングする「ブラシ自動おそうじ」を備え、メンテナンスのしやすさにも配慮した。

床面のごみをかき出す「回転ブラシ」とカーペットの綿ぼこりをかき出す
「かきとりブラシ」を組み合わせた独自の「ダブルかきとりブラシ」

 

「ごみプレス」と「ブラシ自動おそうじ」のポイント

 約3時間の充電時間で、最長約1時間の掃除が可能。集じん容積は0.25リットル、重さは2.3kg。カラーは、シャンパンゴールドとブラックの2色。