2026.7.08 18:30

かしこく暮らす

子育て世帯の家事負担の実態に迫る 親たちの負担はどこに?

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 コミットグロースは7月3日に、同社の運営する子育てコミュニティ「てつなぎ」が、30~40代を中心とした子育て世帯を対象に実施した、「子育て家庭の家事負担の実態」に関する調査の結果を発表した。同調査は、297件の回答を得ている。

育児世帯の、1日でもっとも負担が集中するのは「夕方~夜」

297件の自由回答から見えた「家庭運営」の負担


 調査対象者に、「自分がもう1人ほしい!」と思うのはどんな時かを自由に答えてもらったところ、「レジや受付での対応中」「家事と子守の両立」「子どもたちの対応が重なる時」といった回答が寄せられた。

 育児中、毎日もっとも踏ん張っている時間帯を尋ねた質問(複数回答)では、「夕方~夜」がもっとも多く、「朝」がそれに続いている。自由回答では「朝食や弁当作り、子どもの支度、自分の準備、送迎の出発まで分刻みで動いている」「夕食やお風呂、片付け、翌日の準備まで続き、子どもが寝るまで座る時間もない」「夕飯作りやお風呂、洗濯、片付けなどが一気に重なり、1日の中で最も忙しい時間帯」といった声が寄せられた。
 
調査から明らかになった家事負担の正体

 これらの回答から、子育て家庭の負担は家事の量ではなく、複数の役割を同時に担う「同時進行」によって生じていることが明らかになっている。
 
家族で自分だけがやっていると思う名もなき家事としては、
「細かな掃除・メンテナンス」「補充・在庫管理」などが上位に

 家族で自分だけがやっていると思う名もなき家事を自由に答えてもらったところ(複数回答)、「麦茶づくりの攻防(補充・在庫管理)」「朝のルーティンと寝具ケア(細かな掃除・家族ケア)」「家事は全部私(家事全般)」といった声が寄せられた。
 
家事において家族にもう少し気を遣ってほしいこと、
「家事負担への理解・協力」が最多に

 自身のやっている家事で、家族にもう少し気を遣ってほしいことを自由に答えてもらった質問では、「見えない家事にも気づいてほしい」「後工程を増やさないでほしい」「少しの配慮で負担は減る」といった意見が寄せられている。
 
見えない家事は「誰が気づくか」によって負担が偏りやすい

 「名もなき家事」としては、掃除や補充など暮らしを支える目立たない作業が多く、多くの親が家事の代行ではなく、「負担に気づき、増やさないでほしい」という理解や配慮を求めていたことから、見えない家事は、「誰が気づくか」によって負担が偏りやすいことが明らかになっている。
 
お金を払ってでも減らしたい家事、
時間や手間のかかる家事が上位に

 お金を払ってでも減らしたい家事を、自由に答えてもらったところ、「料理は、買い出しや献立、片付けまで含めて負担が大きい。ここを外注できれば、家でゆっくり過ごせそう」「保育園のお迎え後に子どもを連れて買い物へ行くのが大変。料理よりも、献立を考えることが一番負担」「未就学児2人を育てながらのフルタイム勤務。夕飯だけでも外注できればと思うが、現実は急いで料理を作る毎日」といった、時間や手間のかかる家事が多く挙げられた。
 
親にとっての「自分時間」は人によって大きく異なる

 平日に、自分の時間は何分あるかを自由に答えてもらった質問では、「ドライヤー中の10分や、子どもが昼寝をした日の2時間が、自分だけの貴重な時間」「子どもが保育園に行っている間も、買い物や掃除、作り置きをしていると、すぐにお迎えの時間になる」「夫婦で家事を分担し、子どもが寝た後の2~3時間を自分時間にしている」といった回答が寄せられている。
 
親たちが本当に求めていたもの

 お金を払ってでも減らしたい家事を尋ねた質問への回答から、「料理を作る」ことだけでなく「献立を考える」「買い物をする」「後片付けをする」といった、一連の工程に負担を感じている様子が明らかになっており、自分時間は「子どもが寝た後」や「夫が育児を担当している間」など、家事や育児の合間に確保しているという声が多かったことから、自分の時間を工夫して捻出している実態が明らかになった。
 
調査結果から明らかになった、家事負担の正体


 今回の調査結果を総合すると、子育て家庭が負担に感じているのは家事そのものではなく、家庭全体を支える「家庭運営」の負担であることがうかがえる。

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