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花粉に悩むのは神奈川県が最多、正しい花粉対策とは? パナソニックが解説

暮らし

2026/02/05 16:00

 春の訪れとともに本格化する花粉シーズン。パナソニックが全国の20~60代男女5463人を対象に実施した調査によると、花粉に「とても困っている」「やや困っている」と答えた人は、都道府県によっては、2人に1人以上にのぼることが分かった。

室内で花粉を感じることはありますか?
(n=524)

室内でも「花粉を感じる」が54%

 都道府県別に見ると、花粉に困っている人の割合が最も高かったのは神奈川県(54.5%)という。次いで三重県(52.8%)、静岡県(51.7%)と続き、上位県ではいずれも半数以上が花粉に悩まされている実態が浮かび上がったとのことだ。一方、北海道(28.3%)や沖縄県(8.2%)は下位となり、地域による差も大きいことが分かる。
 
花粉お困り都道府県ランキング

 注目されるのが、屋外だけでなく室内でも花粉症状に悩む人が多い点。調査では、「室内で花粉を感じることがある」と答えた人が54%に達したという。感じるタイミングとして多かったのは、「洗濯物を取り込んだとき」(43%)、「帰宅直後」(40%)、「換気のために窓を開けたとき」(38%)。衣類や洗濯物、日常的な換気を通じて、知らないうちに花粉を家の中に持ち込んでいる様子がうかがえる。
 
室内で花粉を感じるタイミングはいつですか?
(n=281)

 室内での対策については、「空気清浄機を使用している」(27%)、「部屋干しや乾燥機を使う」(23%)など一定の工夫が見られる一方、「何もしていない」と答えた人が40%にのぼったとのこと。困りごとは、「換気すると花粉が入ってくる」(35%)、「対策しても効果を感じない」(26%)、「掃除やケアに手間がかかる」(25%)といった声が上位を占め、「対策したいが、正解がわからない」という迷いが浮き彫りになっている。
 
室内の花粉対策として行っていることはありますか?
(n=524)
 
花粉対策で困っていることは何ですか?
(n=314)

 調査では、13%が「エアコンが花粉の侵入経路」と誤解しているという。しかし、一般的な換気機能のないエアコンは室内の空気を循環させているだけで、エアコン自体から花粉が入り込むことはない。花粉の主な侵入経路は、「人やペットの体に付着」や「玄関や窓の開閉」「外干しした洗濯物」とされており、「どう持ち込まないか」が対策の要とのことだ。
 
室内に侵入する主な経路はどこからだと思いますか?
(n=524)

専門家が教える、今日からできる室内花粉対策

 調査結果を踏まえ、パナソニックの空気環境専門家「エアーマイスター」は、室内花粉対策の基本として「入れない・ためない・舞わせない」の3点を挙げている。
 
室内花粉対策の基本は3点

 外出後は、衣類やバッグについた花粉を玄関先でブラシや粘着ローラーで除去することが効果的。ペットがいる家庭では、散歩後に体を拭いてあげるだけでも持ち込み量を減らせるという。

 環境省の資料によると、窓の開け幅を約10cmに抑え、レースカーテンを閉めた状態で換気することで、室内に入る花粉をおよそ4分の1に減らせるとされる。洗濯物は外干しを避け、部屋干しや乾燥機の活用が有効だ。
 
洗濯物は部屋干しや乾燥機の活用が有効

 さらに効果を高める方法として紹介されているのが、エアコンと空気清浄機の併用。エアコンの気流を利用し、空気清浄機を対面に設置することで、花粉を含む空気を効率よく吸引・循環させることができる。
 
エアコンと空気清浄機の併用が効果を高める

 今回の調査では、「花粉対策をしたいが、何をすればいいかわからない」という声が多い一方で、帰宅時や換気、洗濯といった日常行動を少し見直すだけで対策効果を高められることが示された。花粉シーズンは、屋外だけでなく「室内環境」にも目を向けることが、快適に過ごすためのカギとなりそうだ。
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