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確定申告が今年初めての人はどれくらい?副業で増加傾向に

データ

2023/02/16 06:00

 クラウドワークスは、18~74歳の会社員・会社役員を対象に実施した「副業×確定申告に関する調査」の結果を2月15日に発表した。調査は、1月25~27日の期間に行われ、1045人から回答を得ている。

初めて自身で確定申告を行う人が2023年は過去最大に

 調査対象者のうち、自身で確定申告を行っている人に、初めて自身で確定申告を行った時期を尋ねたところ、「今年(2023年)にはじめて行う」という回答が13.4%に達し、過去最大となった。なお、確定申告を自身で初めて行った時期は、“副業元年”とされる18年の翌年から右肩上がりに増加している。
 
副業者の55.3%が20万円超の副業収入

 調査対象者のうち、副業を行っている人に副業の年収を尋ねた質問では、自身で確定申告を行う対象となる年間20万円超の副業収入を得ている人が、55.3%を占めることが明らかになった。ボリュームゾーンは「20万円以上100万円未満」(29.4%)、「100万円以上1000万円未満」(22.4%)であり、半数超が確定申告を行う必要がある。
 
副業者の59.3%が確定申告を「自身で行う」と回答

 同じく現在副業を行っている人に、今年(23年)の確定申告はどのように行う予定かを尋ねたところ、「自身で行う」が59.3%を占めた。「会社で行う」は29.7%に留まり、約3分の2が自身で確定申告を行うとしている。なお、副業を行っていない人では、確定申告を「会社で行う」(65.2%)が最多となり、「自身で行う」が24.6%に留まった。
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