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普通のスプーンとどう違う? SNSで話題の「Mr. CHEESECAKE」を専用スプーンで味わおう

グルメ

2022/06/08 12:05

 「Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」といえば、SNSで話題のチーズケーキだ。いまやお取り寄せの定番ともいえる人気のスイーツで、筆者も何度も購入している。期間限定フレーバーが度々登場する通称「ミスチ」は、最近ではチーズケーキとのペアリングを考えてブレンドされたオリジナルティーも登場。さらに、ミスチをよりおいしく食べるために開発されたオリジナルスプーンも発売が開始した。
 

 普通のスプーンで食べても十分おいしいミスチのチーズケーキだが、オリジナルスプーンで食べると、さらにその魅力が存分に感じられるのだとか。今回は実際にオリジナルスプーンを使って通常フレーバーのチーズケーキを食べてみた。
 
「Mr. CHEESECAKE with Cooler Bag」と専用スプーン2本がセットになった「Mr. CHEESECAKE & Spoon」は4976円

チーズケーキ本来の味わいを引き出す厚みと素材

 もともと、ミスチのチーズケーキはスプーンで食べることが推奨されている。何故なら、温度によって変化する味わいと香りを堪能できるからだ。さまざまな素材やデザインのスプーンがあるなかで、「Mr. CHEESECAKEのためのスプーン」がこだわったのは、厚みと素材だ。
 
スプーンのサイズは幅26×長さ161mm。耐熱温度は100℃、耐冷温度は-20℃となっている

 一般的なスプーンは曲面だが、このスプーンは先端の厚みを0.3mmまで薄くし、フラットに仕上げている。こうすることで、味わいに摩擦を生みにくく、口に運んだ瞬間から味を感じやすいそうだ。
 
冷凍庫から取り出した直後のケーキで使用すると、折れたり欠けたりする可能性がある。スプーンの利用はケーキ表面に力を加えずにスプーンが入る状態になってからがおすすめ

 また、金属製や木製のスプーンは素材のニオイや舌触りがある。このスプーンはチーズケーキの味わいをダイレクトに感じるために、樹脂素材を採用しているのも特徴だ。

 これらは石川県に拠点をおくクリエイター集団・secca(せっか)inc.と、石川樹脂工業株式会社が手掛けており、Mr. CHEESECAKEシェフの田村氏と試行錯誤を繰り返して完成した。

普通のスプーンよりもすぐに味がわかる

 これまで何度もミスチのチーズケーキを食べてきた筆者は、家のスプーンで食べてもとくに違和感があるということなかった。しかし、実際にオリジナルスプーンを手にすると、とにかく使いやすく、チーズケーキの味わいが口に運んだ瞬間に感じられるのに驚いた。
 
ナイフのようにケーキがスッと切れる。更に残ったケーキもすくい取りやすい

 ミスチはなめらかな口溶けが魅力のチーズケーキで、香りも豊かだ。これまではスプーンがそれらを少し邪魔していたことに気付かされる。ただ、オリジナルスプーンの悩ましい点を挙げるとすれば、アイスケーキ状態のときには使えないことだ。ミスチのチーズケーキは冷凍状態で届くので、凍った状態で食べればアイスケーキのように楽しめる。あまりに硬いとスプーンが折れたり欠けたりする可能性があるので、半解凍~全解凍状態のケーキに使うほうがいいだろう。
 
ミスチのチーズケーキは、ベイクタイプとレアタイプのいいとこどり。バニラ・レモン・トンカ豆が生み出す爽やかな香りはオンリーワン

 「Mr. CHEESECAKE & Spoon」が購入できるのは、毎週日曜と月曜の午前10時からとなっている。なくなり次第終了するので、次の販売日にぜひ販売ページをチェックしてほしい。(フリーライター・今西絢美)