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オカルトブームの火付け役! 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で話題を呼んだ「ノストラダムスの大予言」とは?

時事ネタ

2022/02/15 18:00

【いま注目のトレンドワード・86】 2月8日に放送されたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。Twitter上では“昭和の時代を再現したシーン”に注目が集まっており、中でも「ノストラダムスの大予言」というフレーズが視聴者の胸に深く刻まれたようだ。

1970年代に一世を風靡した「ノストラダムスの大予言」(画像はイメージ)

 『ノストラダムスの大予言』とは、“占星術師・ノストラダムスの予言”を記した五島勉さん作のベストセラー本。1973年に刊行されると“衝撃的な内容”がたちまち話題を呼び、250万部超えの大ヒットを記録している。

 同書にはさまざまな予言が書かれており、特に多くの人をひきつけたのは「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる」といった予言詩。“人類の滅亡”を示唆した内容はオカルトブームの火付け役となり、テレビや新聞などの各メディアでよく取り上げられた。

 実際に「カムカムエヴリバディ」でも、作中内のテレビ番組で「ノストラダムスの大予言」を特集しているシーンが。ネット上では懐かしむ人が続出し、「あの頃は本気で恐れてたな(笑)」「近い内に人類が滅亡するから、当時小学生だった私は『もう学校で勉強しなくていい』と思ってたwww」などのコメントが寄せられている。

 もちろん予言はハズれたわけだが、オカルトブーム真っ只中の時代では信じる人も少なくなかったようだ。

 ちなみに「カムカムエヴリバディ」で盛り上がりを見せたワードは「ノストラダムスの大予言」だけでなく、「百恵ちゃん」「ガラスの仮面」「キャンディーズ」などもトレンド入り。昭和の時代を象徴するフレーズに、懐かしさを覚える人も多いのではないだろうか。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている