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店舗流通ネットと吉野家HDが連携、「シェアレストラン」を積極的に導入

販売戦略

2020/07/20 17:30

 店舗流通ネットは7月20日に、吉野家ホールディングス(HD)と飲食店の開業支援で連携し、店舗流通ネットがサービスを提供している飲食店約850店舗において、間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を積極的に導入していくことで、飲食業界におけるシェアリングエコノミーの普及を目指すと発表した。

店舗流通ネットが間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を積極的に導入

 シェアレストランの導入は、店舗流通ネットが街の飲食店向けに提供している、開業サポート、好立地物件提供、および「保証金・敷金の流動化」「内装・造作資産の現金化」などによる資金繰りサポートといったサービスの一環として提供するもので、同社がサービスを提供している飲食店に対して、売上確保の手段の一つとして、営業時間外の店舗間貸しへの参画を進めていく。

 店舗流通ネットは、飲食店開業希望者に対して初期投資を抑えた形での出店サポートも行っており、「シェアレストラン」を通じて実店舗での経験を積んだ後に、新規出店を行う上での出店コスト低減サポート。加えて、好立地物件の提供も行っており、「シェアレストラン」との共創によって、従来のテストマーケティング・開業準備支援に加えて、新規出店までをワンストップで提供する。

 シェアレストランは、飲食店の開業希望者が飲食店やバー・レストラン・カフェなどの空き時間帯を検索し、好みに合う地区の店舗を月額定額で間借りでき、投資を行うことなく低リスクでの飲食店の開業を可能にするサービス。一方、飲食店オーナーは保有店舗の空き時間の有効活用して収益化することで、より安定的な飲食店経営を実現する。