新型コロナウイルス感染症の拡大で大きなダメージを受けた音楽イベントで、新しいライブ運営の在り方が定着するかもしれない。サザンオールスターズはデビュー42周年を迎える6月25日20時、横浜アリーナの無観客ライブ「サザンオールスターズ 特別ライブ2020 Keep Smilin´~ 皆さん、ありがとうございます!!~」を、8つのライブ配信メディアで一斉に同時配信する。チケット(視聴権)は税込3600円(配信メディアごとに別途手数料)で6月9日から順次販売を開始した。なお、会場の横浜アリーナでライブを観ることはできないので注意しよう。

デビュー42周年を記念した無観客配信ライブを6月25日に8つのライブ配信メディアで一斉配信する

 ライブを配信するメディアは、ABEMA、GYAO!、新体感ライブCONNECT、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、LINE LIVE、ローソンチケット「O-チケ」、ファンクラブのサザンオールスターズ応援団の8つ。

 LINE以外はすべてウェブブラウザーから視聴できる。また専用アプリから視聴できるのはABEMAアプリ、GAYO!アプリ、新体感ライブCONNECTアプリ、U-NEXTアプリ、LINE LIVEアプリ、LINEアプリとなっている。テレビ視聴できるのはABEMA、新体感ライブCONNECT、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、ローソンチケット「O-チケ」となる。

 このように、テレビやPC、スマートフォン、タブレット端末など、さまざまな端末からアクセスすることが可能になっている。ほかにも、チャットコメント機能や投げ銭機能に対応するサービスもあるなど、ユーザーの楽しみ方の幅も広がりそうだ。
 
ライブを配信する8つのメディア

 ライブの収益の一部はアミューズ募金を通じて新型コロナの治療や研究開発に携わる医療機関などに提供される。
 

 歌手の桑田佳祐さんは「他の多くの業界と同様、音楽、そしてエンタメ業界も今大変な困難にぶつかっています。完全に終息するまで、今後まだ長い戦いになることも予想されていますが、エンターテインメントの未来に少しでも希望の光を灯せるよう、またファンの皆様やスタッフと一緒に心の底から笑顔になれる日が来ることを願い、精一杯楽しいライブをお届けしたいと思います。『いつも心に音楽を!』 楽しいひとときを、ともに過ごしましょう」とのメッセージを発信している。