ヤフー・データソリューションが、新型コロナウイルスの影響下における消費動向について、Yahoo!ショッピングのデータをもとにしたレポートを公開した。感染拡大防止のために出された外出自粛要請を受けて、ネットショッピングを中心に自宅や自宅近辺で過ごすための消費「巣ごもり消費」が増えているという。

ヤフーショッピングのデータから「巣ごもり消費」の動向がみえた
 
 2020年4月1日~5月10日のゴールデンウィーク明けの期間で、取扱高の前年同期比でもっとも伸びたカテゴリーは、「ダイエット、健康」で約4.0倍と大躍進。次いで、「本、雑誌、コミック」が約2.0倍、「ゲーム、おもちゃ」が約1.7倍と続いた。伸びが弱かったのは「CD、音楽ソフト、チケット」「スポーツ」「ファッション」などだった。
 
「巣ごもり消費」で伸びたカテゴリーランキング

 「ダイエット、健康」カテゴリーのなかでは、マスクやハンドソープなどの衛生日用品の割合が高いのは、想像に難くない。一方、「ゲーム、おもちゃ」では、「パズル」が前年比7.3倍、「ボードゲーム」が6.1倍と驚異的な伸びをみせた。
 
「ゲーム、おもちゃ」カテゴリーで伸びたジャンル

 伸びが弱い「ファッション」カテゴリーでは、春にもかかわらず、「スヌード・ネックウォーマー」が前年比5.6倍の伸長。マスクの代用品として購入するケースが多かったとみられるという。ほか、巣ごもり消費として「ルームウェア・部屋着」(2.9倍)や「パジャマ」(2.6倍)も好調な売れ行きだった。

 また、巣ごもり消費で需要が伸びたといわれる「家電」カテゴリーについては、新型コロナウイルス関連で「加湿器」や手作りマスク用の「ミシン」、自宅ごはんの充実をはかる「炭酸水メーカー」「ホームベーカリー」、美容関連で「スチーマー」「頭皮エステ」、セルフケア関連で「電気バリカン」「ネイルポリッシャー」などが伸びた。
 
「巣ごもり消費」により家で快適に過ごす家電が伸びた

 全体を通して、自宅で過ごす時間を楽しく・快適にするためだけでなく、外出せずに身だしなみを整えることができる商品などに注目が集まっていることが分かった。今後も、以前ほど頻繁に外出するのは難しい時期が続くとみられる。工夫することで、少しでも快適に乗り越えていきたい。