スマートフォン(スマホ)決済サービスのau PAYの「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」が3月24日23時59分59秒に終了する。2月10日から7週にわたって実施した大型キャンペーンが幕を閉じる。


 au PAYで支払うと会計金額の20%が還元されるキャンペーンは、期間ごとの還元上限がステージ1(2月10日~3月1日)に3万円相当、ステージ2(3月2~22日)に3万円相当、ステージ3(3月23~29日)に1万円相当という設定だった。

 毎週月曜日に10億円の還元総額が用意され、その原資の底が付くと当週分のキャンペーンが終了する。つまり最終ステージにあたる3月23日週の10億円分の還元原資は2日で消化されたことになる。

 振り返ると、ステージ1は初週が2日、2週目と3週目が1日で終了。ステージ2からの4週目と5週目は3日続いた。6週目は2日目まで順調に続いていたが、3日目に約10時間にわたる決済トラブルが発生した影響もあり、最長となる4日目まで続いた。そして最後のステージ3のからの7週目は2日目で完全終了となった。キャンペーンが実施された日数は合計で16日となる。

 7週にわたって70億円の還元原資が用意されたわけだから、単純計算するとキャンペーンを実施した1日当たり4億3750万円相当のポイントがユーザーに振舞われたことになる。売り上げに換算すると、16日で350億円(1日当たり21億8750万円)を創出したことになる。

 キャンペーンの途中では、後出しで終了日時を告知するタイミングや還元上限に関する条件が変更されることもあった。スマホ決済サービスで後発の参入だったKDDI(au)は、au PAYの大型キャンペーンからさまざまなノウハウと教訓を得たことだろう。(BCN・細田 立圭志)