キヤノンは、長年カメラの自社開発で培ってきたCMOSセンサーや映像エンジン、光学などの技術を結集し、「EOS Rシステム」の次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」を開発している。今年中の発売を目指し、計9機種のRFレンズの開発を進めており、魅力的なカメラ、レンズをラインアップに加えることでEOS Rシステムを強化していく。

「RF24-105mm F4 L IS USM」を装着した「EOS R5」

 EOS Rシステムは、レンズ設計の自由度を高める大きなマウント径とショートバックフォーカス、レンズとカメラ間の高速通信システムという特徴を備え、高画質化と利便性の向上を実現する。現在開発中の次世代フルサイズミラーレスカメラは、EOS Rシステムの特徴を生かして、高速連写や8K動画撮影を実現し、映像表現の幅を広げることを目指している。

 また、通信機能や操作性・信頼性をさらに高め、ワークフローが効率化できる。これらの機能により、EOSシリーズの基本コンセプト「快速・快適・高画質」を高い次元で実現する。

 EOS Rシステムの次世代フルサイズミラーレスカメラの第一弾となるEOS R5は、新開発のCMOSセンサーによって、電子シャッターで最高約20コマ/秒、メカシャッターで最高約12コマ/秒の連写性能の実現を目指しており、スポーツなど高速で動く被写体にも対応する。また、8K動画の撮影が可能で、高精細な静止画の切り出しやより高画質な4K動画に加工でき、映像表現の幅が広がる。

 加えて、キヤノン初となるボディ内手ブレ補正機構とRFレンズのレンズ内手ブレ補正機構の双方を協調制御する方式を採用することで、高性能な手ブレ補正を目指す。また、新たにデュアルスロットに対応するほか、カメラからクラウドプラットフォーム「image.canon」(4月上旬開始予定)への画像自動転送機能を搭載する予定。

 さらに、RFレンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」と、同機種に装着可能な「エクステンダー RF1.4×」「エクステンダー RF2×」を開発している。これら3機種を含む計9機種のRFレンズを開発しており、今年中の発売を目指す。