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年末年始はお金が下ろせるか!? 20%還元やインフルエンザも話題

【話題のニュースダイジェスト】 12月20日か26日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、年末年始における銀行の営業日に関する記事だった。スマートフォン(スマホ)決済サービスの20%還元も依然として関心が高まった。有機ELテレビ2強のシェア争いやキヤノンの新感覚デジタルカメラ(デジカメ)、そしてインフルエンザに関する記事も話題だった。ニュースを振り返る。

3大メガバンク+αの営業日

 年末年始は、銀行の窓口業務が休みとなる。慌てないよう、事前に予定をチェックしておこう。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行の休業日・営業日はどうなっているのか。
 

 基本は、一般営業店の窓口が12月31日から1月5日まで休業。24時間稼働店やコンビニなどのATMなら、「休日・祝日扱い」などで利用できる。オンラインサービスに関しては、毎日の利用が可能がほとんどだ。今年中に振り込む必要がある場合は、どの銀行でも12月30日の窓口営業時間中に受け付けを済ませなければならない。

KDDIとローソンがキャンペーン

 2020年5月以降にau PAYと共通ポイント「Ponta」を融合するKDDIとローソン。12月20日から31日23時59分までの期間で最大20%のポイントを還元する「ローソンでau PAY決済を使うと最大20%ポイント還元キャンペーン!」を実施している。
 

 ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100でau PAYで決済すると、auスマートパスプレミアム会員は最大20%相当の「au WALLET ポイント」が還元される。有料会員以外のau PAYユーザーは19%相当のポイント還元。au WALLET ポイントは20年5月以降にPontaポイントとなる。ポイント付与の上限は期間中に合計3000ポイント。1回あたりの支払上限額は税込4万9999円となる。

「iNSPiC REC」の正体とは?

 キヤノンは12月20日、カラビナ風新感覚デジタルカメラ「iNSPiC REC」の一般販売を日本でも開始した。先行して出資を募っていたクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で頼んでいた分が、しっかり発売日前に届いた。保守的な大企業というイメージが強いキヤノンだが、この製品は「攻めている」。最大の特徴は、「写ルンです」方式ということだ。
 
iNSPiC REC

 街を歩きながら気になったものをパシャパシャ撮ってみたら、一切、肩が凝らない。肉体的、というより精神的に。まったく気軽で気負いゼロ。身軽な街歩きがなんとすがすがしいことか。そんな思いを強くした。

有機ELテレビはソニーとパナが競う

 家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、2018年における有機ELテレビの年間販売台数は前年を大幅に超え、数字でみると、前年比314.9%と驚異的な伸びを示した。19年も、1~11月までの累計で前年同期比213.6%と倍増しており、浸透しつつある。その中で、メーカー別ではパナソニックとソニーがシェア30~40%台で競っている。
 

 11月は、パナソニックが38.2%まで拡大し、38.3%を占めた1位のソニーにわずか0.1ポイント差まで迫った。1~11月までの累計では、ソニーが40.1%を占め、一歩リードしている。上位メーカー間のシェアが接近していると、年末は、年間シェア1位を目指して家電量販店で販促合戦が起きる。2社が激しく競う今年の年末は、有機ELテレビを手に入れるチャンスかもしれない。

インフルエンザ患者数が全国で急増

 国立感染症研究所が12月20日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2019年第50週(12月9~15日)の患者報告数は7万7425人。定点当たりの報告数は15.62で前週の9.52から増加した。
 

 東京都感染症情報センターにおける同週の都内定点医療機関当たりの患者報告数は6972人で、定点あたり16.84人。学級閉鎖などの集団発生は297件だった。12月12日には、流行注意報基準となる10人/定点(週)の保健所保健所の管内人口の合計で東京都の人口全体の30%を突破。例年以上の感染拡大が確認されており、一層の注意を呼びかけている。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。