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【2019年第50週】インフルエンザ患者数が全国で急増、都内では流行注意報も

時事ネタ

2019/12/23 17:30

 国立感染症研究所が12月20日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2019年第50週(12月9日~12月15日)の患者報告数は7万7425人。定点当たりの報告数は15.62で前週の9.52から増加した。

インフルエンザ患者数は前週から倍増(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

 都道府県別では山口県(31.94)、北海道(29.76)、宮城県(26.69)、青森県(24.14)、富山県(24.04)、埼玉県(20.84)、大分県(19.60)、福島県(19.41)、熊本県(19.38)、神奈川県(19.17)、新潟県(19.09)、広島県(18.94)、長野県(18.06)、東京都(16.84)、島根県(16.82)、千葉県(16.61)、愛知県(16.53)、秋田県(16.30)の順で高い値を示した。
 
定点医療機関当たり患者報告数(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 東京都感染症情報センターが発表している同週の都内定点医療機関当たり患者報告数は6972人で、定点あたり16.84人。学級閉鎖などの集団発生は297件。12月12日には流行注意報基準となる10人/定点(週)の保健所保健所の管内人口の合計で東京都の人口全体の30%を突破。例年以上の感染拡大が確認されており、一層の注意を呼びかけている。