エディオンは10月9日、プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming(DNG)」のスポンサーになると発表した。家電量販店がeスポーツチームのスポンサーになるのは初めて。エディオンの久保允誉代表取締役会長 兼 社長執行役員が狙いを語った。

エディオンがプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」のスポンサーになった

 久保会長は、「盛り上がりを見せているeスポーツに事業として取り組むことで、若者を集めたい。当社はPCなども扱っているので、若者に訴求するためのきっかけにする」と語る。同社は以前から、プロゲーマーが登壇するイベントを店舗で開催するなど、eスポーツによる集客に力を入れていた。効果については「手応えを感じている」という。
 
エディオンの久保允誉代表取締役会長 兼 社長執行役員

 今回の契約では、DNGと連携してイベントを開催するだけでなく、ゲーミングブランド「G-Tune」を手掛けるマウスコンピューターと協力して、プライベートブランド(PB)のゲーミングPCやデバイスを開発する。「eスポーツを楽しむゲーマーが勝つためのデバイスを、DNGと一緒に作っていく」と久保会長は意気込む。
 
売り場でもコラボレーションパネルを展示するなどして訴求する

 DNGは、国内初の「フルタイム・給与制」を導入したプロチーム。直近では、「League of Legends」の世界大会「World Championship 2018」に出場し、活躍した。DNGの梅崎伸幸CEOは、「直近の活躍により、DNGの全国的、世界的な知名度が上がっているので、いいタイミングの契約と言える」とビジネス視点で語った。

 また、「ゲーム関係のイベントを開く際のハードルになりやすい、ゲームの権利関係の問題解決には慣れているので、店舗イベントで手伝える部分は多い。製品開発にも協力していく。将来的には、エディオンの店舗でファンミーティングなどを開ければとも考えている」と、梅﨑CEOは展望する。
 
新ユニフォームと梅崎CEO

 店舗でも、エディオンとDNGのコラボレーション売り場をつくるなど、さらに大々的にeスポーツを前面に押し出す方針だ。DNG側では、ユニフォームにエディオンのロゴを載せ、ブランド認知の向上を狙う。