エディオンは10月1日、同社にとって最大となる「エディオンなんば本店(仮称)」を2019年夏にオープンすると発表した。


 場所は大阪市中央難波3丁目の旧市立精華小学校跡地。百貨店の「なんばマルイ」に隣接するエリア。新店は、地下1階から地上9階で、売り場面積は1万5735平方メートル(約4760坪)となる見込み。

 現在、老朽化と耐震性能を高める目的で本館の建て替え工事をしている「エディオン広島本店」が、本館と新館の2館あわせて約1万5510平方メートルであるため、それを超す同社最大規模の店舗となる。
 
「エディオンなんば本店(仮称)」のイメージ

 エディオンによる都市部の駅前出店は、17年4月に広島駅南口の再開発ビル「EKICITY HIROSHIMA」にオープンした「エディオン蔦屋家電」以来。エディオンなんば本店は、若年層やファミリー層のほか関西国際空港とのアクセスの良さから外国人観光客もターゲットにする。

 すぐ裏の千日前商店街には「ビックカメラなんば店」があるほか、目の前の南海電鉄のなんば駅を沿うようにして建つ「なんばパークス」の先には、ヤマダ電機の都市型店舗「LABI1なんば」がそびえたつ。そこから少し足を延ばせば、地元・上新電機の「ジョーシン日本橋1バン館」などが立地する日本橋エリアが広がる。

 一方で、大阪の梅田エリアにあるヨドバシカメラの旗艦店「ヨドバシ梅田」では、2020年初春の開業に向けて「ヨドバシ梅田タワー」が建設中だ。同タワーには地上9階から35階が客室数約1000室の阪急阪神ホテルズが入る予定となっている。

 ヨドバシカメラがヨドバシ梅田(マルチメディア梅田)をオープンしたのは2001年11月。同年5月にビックカメラなんば店がオープンしており、当時は、東京のカメラ系家電量販店2社の大阪進出が大きな話題になった。エディオンなんば本店のオープンにより、約20年ぶりに大阪で家電量販店の熱い競争が勃発しそうだ。(BCN・細田 立圭志)