ヨドバシホールディングスは8月7日、JR大阪駅北口にある「マルチメディア梅田」の裏側で、2020年初春の開業に向けて建設中の「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」に入るホテルが、阪急阪神ホテルズに決定したと発表した。地上9~35階がホテル部分で、客室数は約1000室。

2020年開業予定のヨドバシ梅田タワー(イメージ)

 ホテルの規模は大阪市内でも最大級となり、交通のアクセスもいいことから訪日外国人や観光、ビジネス客の宿泊施設として期待される。

 ヨドバシカメラがマルチメディア梅田をオープンしたのは01年11月。「駅に近いとはいえ、人通りは少なく、何もなかった北口に出店が決まったときは、正直、なんであんな立地条件の悪いところに出店するのか疑問に思った」と、大阪の老舗カメラ店の社長は当時を振り返る。だが、その後の発展はいうまでもなく、マルチメディア梅田の出店により、北口にも人が流れて賑わうようになった。

 JR大阪駅北口周辺の開発計画は、13年3月に大阪市都市計画決定により、ヨドバシホールディングスが開発を進めてきた。昨年は、大阪ステーションシティ カリヨン広場やグランフロント大阪うめきた広場と直結する回遊デッキ「ペデストリアンデッキ」が完成し、JR大阪駅からのアクセスが格段に上がった。20年の開業で、さらにエリア全体が活性化しそうだ。