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初のeスポーツドラフト会議、プロ野球12球団がパワプロでペナントレース

 日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント(コナミ)は、プロ野球12球団のeスポーツ選手を決める「eBASEBALL ドラフト会議(eドラフト会議)」を9月29日に開催した。各球団がそれぞれ3人を指名。選手は、所属球団のeスポーツチームとして「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」に臨むことになる。

所属球団のユニフォームを着る36人のeスポーツ選手(コナミ提供)

 「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は、コナミが無料で配信しているPlayStation4用ゲームソフト「実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018」を使ったeスポーツリーグ。NPBとコナミは、老若男女や障がいの有無に関わらず誰でも参加できるeスポーツに取り組むことで、野球ファンの裾野拡大を図る。

 eドラフト会議でNPBのセントラル・リーグ6球団とパシフィック・リーグ6球団のプロ野球全12球団に登録された36人は、7月30日のオンライン予選と、その後の西日本・東日本オフライン予選、面接を経て選ばれたeスポーツ選手。オンライン予選には、総勢7623人が参加した。

 11月10日から、「セ・リーグ」「パ・リーグ」に分かれて、「eBASEBALL ペナントレース」が開幕する。試合の様子は公式サイトで生中継する予定だ。当日の会場では、プロ野球のドラフト会議さながらの緊張感の中、各球団のOBや球団マスコットなどが選手を指名したという。
 
当日の会場の様子。抽選する元プロ野球選手の鈴木尚典氏(中央左)と和田一浩氏(中央右)
(コナミデジタルエンタテインメント提供)

 選手には、プロモーションに協力する報酬として総額1200万円を支払う。なお、eドラフト会議の様子を収めた動画を公式サイトで視聴できる。

 選手の所属は以下の通り。「セ・リーグ」は、広島東洋カープに、ゴジラ選手、坂本選手、カイ選手。阪神タイガースに、ベルガモット選手、びび選手、ショーラ選手。横浜DeNAベイスターズに、じゃむ~選手、ヒデナガトモ選手、AO選手。読売ジャイアンツに、てぃーの選手、たいじ選手、ころころ選手。中日ドラゴンズに、でらナゴ!選手、ふが選手、m.o.m.o選手。東京ヤクルトスワローズに、マエピー選手、TKD選手、えぞひぐま選手。

 「パ・リーグ」は、福岡ソフトバンクホークスに、さんらいく選手、ケーバック選手、tell選手。埼玉西武ライオンズに、BOW川選手、ミリオン選手、なたでここ選手。東北楽天ゴールデンイーグルスに、ねお選手、okd選手、MASA選手。オリックス・バファローズに、みっすん選手、いちろー選手、N-岡田選手。北海道日本ハムファイターズに、ビッシュ選手、TOKING選手、JOY戦士選手。千葉ロッテマリーンズに、イッキー選手、スンスケ選手、マツ選手。