2年後の7月24日には、建設中の新国立競技場(オリンピックスタジアム)で、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開幕する。国内二度目の夏季五輪開催となり、家電量販店では、テレビやレコーダーなどのAV機器を中心とした、4年に一度の五輪商戦も盛り上がると見込まれる。折しも7月24日という日付は、地上アナログ放送終了日と同じ。夏のボーナス商戦とも重なり、今年、来年とテレビ商戦が加速しそうだ。

新4K8K衛星放送についておさらい

 現行の地上デジタル放送(地デジ)は2003年12月に全国に先立って、東京・名古屋・大阪の3大都市圏でスタートした。翌年1月には地上/BS/110度CSのデジタル放送・録画に対応したデスクトップPCが登場。当時はテレビチューナーとHDDを搭載した「テレパソ」が人気を集めていた。

 地デジ開始から15年目の節目となる今年12月1日にスタート予定の新4K8K衛星放送は、BSデジタル放送の最大解像度であるフルHD(1920×1080ピクセル)に対し、4倍(4K放送・3840×2160ピクセル)または16倍(8K放送・7680×4320ピクセル)の解像度をもつ高画質テレビ放送。普及促進は、業界団体の放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が推進している。

【A-PABや総務省などのこれまでの動き】

・東京オリンピックは8Kの超高精細映像で、NHKやスカパーJSATらがPR
https://www.bcnretail.com/news/detail/131002_26426.html

・2018年12月開始予定の4K/8K本放送、NHKが設備を公開
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180524_61664.html

・深田恭子さんと野田総務相がPR、「新4K8K衛星放送」の開始半年前セレモニー
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180601_62809.html

・スカパーJSATとNTT東西、光回線を使って「新4K8K衛星放送」に対応へ
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180719_78377.html
 

 NHK BS4K、BS朝日 4K、BS-TBS 4K、BSジャパン 4K、BSフジ 4K、BS日テレ 4K(19年12月開始予定)はBS右旋を利用して、NHK BS8Kや、ショップチャンネル4Kなど、その他のチャンネルはBS/110度CS左旋を利用して放送する。
 
新4K8K衛星放送のチャンネル一覧

 対応するテレビやチューナーは各社から発売予定。現時点で判明している製品をまとめたので参考にしていただきたい。

【2018年7月時点の対応製品(一部)】

・東芝:BS/CS 4Kチューナー内蔵の4K液晶レグザと有機ELレグザ
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180514_60991.html

・東芝:テレビ用BS/CS 4K録画対応チューナー「TT-4K100」
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180510_60948.html
 
4K録画対応チューナー「TT-4K100」

・ピクセラ:外付け4Kチューナー「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180604_63335.html

・パナソニック:4Kチューナー「TU-BUHD100」
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180627_65206.html

・DXアンテナ:外付けHDDへの録画も可能 4K BS/CSチューナー「DIR4000」
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180702_65772.html

・I・Oデータ機器:外付け4Kチューナーボックス
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180531_62783.html

・シャープ:4Kチューナー
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180607_63876.html


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