日本漢字能力検定協会が毎年発表している「今年の漢字」に倣い、デジタル家電・白物家電の市場動向や流通に関する2018年の動向を予想し、その予想に当てはまる「漢字一字」をそれぞれ挙げてみた。この予想が的を射ているのか否か、18年の年の瀬を迎えたら、ぜひ見返していただきたい。

201712271414_1.jpg

■2018年の家電流通トレンド・5つの予測 リテール編(3)
 消費の新潮流 C2Cとライブコマース<脱>

 
201712271414_2.jpg

 現金や盗難品の出品など、ネガティブなニュースが目立った2017年のC2C市場。しかし、その影響をものともせず市場は成長を続けている。最大手のメルカリ上場を巡る各省庁の駆け引きはあるものの、経済産業省は個人間取引の活性化をシェアリングエコノミーの一形態として歓迎、支援していく方針だ。

 フリマアプリのバリエーションも広がっている。カテゴリ特化、即時買い取りなど細分化が進む。2018年はその傾向にさらに拍車がかかるだろう。
 
201712271414_3.jpg
コミュニティアプリとしての側面をもつ「メルカリ アッテ」や
制作工程を配信できるライブ配信フリマアプリ「Laffy」のように多彩なサービスが続々登場

 注目したいのは、単なる不用品処理・節約ツールからの脱皮だ。流行の兆しがあるライブコマースは「売る」という行為をエンタテインメント化したが、売り方で差異化を図るサービスがほかにも登場する可能性は十分にある。スマホを使い慣れていない中高年など、まだ開拓できていないユーザー層に届くサービスも待ち望まれる。(BCN・大蔵 大輔)
 
※『BCN RETAIL REVIEW』2018年1月号から転載