近年、家電量販業界は、我慢比べの価格競争から、質を高め合う競争への転換を進めている。背景には、消費者が商品そのものの価値に注目する「モノ消費」から、商品を通して得られる体験に価値を見出す「コト消費」への変化がある。時間や手間のかかる体験の訴求は、短期的には売上減へとつながる恐れがあるなか、どこまで本気でコト提案を追求していくことができるのか。