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新型コロナによる臨時休校、「子どもだけで留守番」が40%以上

データ

2020/03/04 08:00

 C Channelは、ママ向け動画メディア「mama+(ママタス)」のママを調査する「mamatas labo(ママタスラボ)」で新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う休校措置に関するアンケート

小学校低学年の34.9%は、
臨時休校の際に子どもだけで留守番していることが明らかに

 調査は、子どもを持つ女性を対象に3月1日と2日に実施され、1388人から有効回答を得ている。調査対象者に、今回の臨時休校を評価するかを尋ねたところ、「評価する」が21.0%、「一部不満はあるが評価する」が58.9%、「評価しない」が20.1%だった。

 臨時休校への対処方法を尋ねた質問では、「子どもだけで留守番」が43.8%と多かった。また、「子どもを預ける」が41.0%、「仕事を休む」が22.9%、「テレワーク」が2.2%、「その他」が17.8%などとなっている。

 「子どもを預ける」との回答者に、預け先を尋ねたところ、「祖父母・親戚」が48.4%で最も多く、「学童」(37.2%)、「学校など今回特別措置の公共の場所」(5.3%)、「ママ友・子どもの友人宅」(2.1%)、「有償施設」(1.1%)、「その他」(4.9%)が続いた。

 小学1~3年生の子どもを持つ女性に限定すると、臨時休校への対処として、「子どもを預ける」(53.0%)が最多で、「仕事を休む」(27.0%)、「子どもだけで留守番」(34.9%)、「テレワーク」(2.3%)、「その他」(16.8%)という結果となっている。預け先については、「祖父母・親戚」(44.7%)が最も多く、「学童」(41.6%)がそれに続く。

 「子どもだけで留守番」という回答者に理由を尋ねた質問では、「預け先がないから」(59.4%)、「子どもだけで大丈夫だから」(31.1%)という結果だった。子どもだけでの留守番については、73.6%が「大丈夫だが、不安がある73.6」と考えている一方で、「とても不安」という回答も21.7%に達している。

 臨時休校の影響に関する不安がどれくらいあるかを尋ねた質問では、自身の収入が減ることについて、「とても不安」が35.3%、「少し不安」が26.1%、「不安はない」が38.6%、職場で迷惑をかけることについて、「とても不安」が32.5%、「少し不安」が34.0%、「不安はない」が33.6%、子どもの精神状態について、「とても不安」が36.2%、「少し不安」が43.6%、「不安はない」が20.3%、子どもの勉強などこの後の負担について、「とても不安」が66.4%、「少し不安」が26.4%、「不安はない」が7.2%だった。

 その他、幼稚園に通う子どもを持つ女性に、幼稚園が休園かどうかを尋ねたところ、「臨時休園である」という回答は30.3%で、69.7%は臨時休園ではないという。