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ネットショッピングに関する意識調査、ネット購入への移行が加速

データ

2019/02/04 16:30

 ALL CONNECTが1月10日に発表した、20代~50代の男女500名を対象に実施した「ネットショッピングに関する意識調査」によると、回答者の約半数は、過去1年間で店舗購入からインターネット購入へ移行した商品やサービスがあると回答。内訳としては「書籍」(10.8%)がもっとも多く、店舗で購入すると重い荷物になりがちな「飲料」(9.6%)、「食料」(9.2%)も1割近くを占め、比較的多かった。

 今回の調査の回答者の62%は、前年と比較してネットショッピングでの購入額が「増えている」と回答。ネットショッピングによる1か月あたりの購入額の平均は1万8840円で、男性2万40円に対し、女性は1万7640円と、男性のほうが約3000円高かった。

 すでにネットショッピングでの購入額が家計の2割以上を占める割合は4割を超えており、広く普及している様子がうかがえる。
 

店舗で我慢できる待ち時間は30分まで

 スマートフォンや旅行、保険など、店舗購入型店舗での待ち時間について、それぞれ苦痛と感じる長さをたずねると、約75%が「30分以上」と回答した。

 「すべてインターネット上で取引が可能になることで店舗での待ち時間がなくなり、チャットや電話でのサポートが完備されたサービスがあれば便利と思うか」とたずねると、89%が「便利」だと答え、その際には半数以上がネット購入に切り替える意向があると回答した。なお、男性は約半数、47.6%がスマホをオンラインショップで購入することに抵抗がないと回答する一方で、女性はその半分程度にとどまっており、差が大きかった。
 

 このほか、7割がネットショッピングをする際に、比較サイトなどで商品を調べてから購入した経験があり、1万円以上の高額商品を買う際には、約8割がリサーチや購入にインターネットを使用している。
 

 ECサイトを閲覧する時間帯は夜間の「19時~23時」が6割を占めている。注目するポイントとしては「値段」(59%)が飛び抜けて多いものの、「レビュー」も23%を占め、また女性の72%は「商品写真」をチェックするという。一方、男性で「商品写真」をチェックすると回答したのは52%にとどまった。