手を使わずに履けて脱ぎやすいシューズ、ナイキから

新製品

2021/02/04 18:30

 ナイキは、手を使わずに簡単に履いたり脱いだりできるシューズ「ナイキ ゴー フライイーズ」を、2月15日に一部のナイキメンバーに招待制で発売する。今年後半から一般販売する予定。税別価格は1万3000円。

ナイキが2月15日からメンバーに招待制で販売する
「ナイキ ゴー フライイーズ」

 ナイキ ゴー フライイーズは、簡単に脱いだり履いたりすることができる新しいシューズ。ハンズフリーで使えるシューズの創作という大きな目標のために、デザイン、イノベーションとエンジニアリングの力を結集した。開口部を大きく開いた時も閉めた時にもシューズを安定した状態に保つことができる、双安定性ヒンジ(ちょうつがい)によってスムーズな動作を可能にしている。

 これに加えて、もう一つの特徴的なディテールであるナイキ ゴー フライイーズ テンショナー(張力調整装置)も機能する。この柔軟でユニークなテンショナーにより、足だけでシューズを脱ぐという動作がさらに楽に、これまでとは全く異なる形でできるようになり、多くの人が使いやすさや自分の力でできることを感じられるデザインとなっている。

 同社では、ナイキ ゴー フライイーズについて、車いすフェンシングチャンピオンのべべ・ヴィオ氏や、通学路を急ぐ学生、子供や荷物で両手をふさがれた母親まで、様々な利用者のできるだけ幅広く活動的なライフスタイルに対応することを目標としている。

 ヴィオ氏は、「いつもはシューズを履くのにとても時間がかかる。ナイキ ゴー フライイーズがあれば、足を入れて、その上に体重をかけるだけで大丈夫。これは障がいのあるアスリートに限らず、あらゆる人のリアルな生活にも活用できる新しいテクノロジーだ」と述べている。