iPadOSがトラックパッドに対応、新しいiPad Proと新Magic Keyboard

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2020/03/19 20:30

 Appleは3月18日、2010年に9.7インチの初代モデルを発表し、新しいカテゴリーを切り開いたタブレット端末「iPad」から派生した上位機種「iPad Pro」の新モデルを発表した。また、3月24日にリリースするiPadOS 13.4からトラックパッドに対応し、あわせて、バックライト付きキーボードとトラックパッドを備えたiPad Proのための新しいMagic Keyboardを発表した。

LiDARスキャナを搭載した新しいiPad Pro

 11インチまたは12.9インチのLiquid Retinaディスプレイ、8コアCPUのA12Z Bionicチップ、新しいLiDAR(ライダー)スキャナ、スタジオ品質のマイク・4スピーカー、12MPの広角カメラ・10MPの超広角カメラを搭載し、これまで以上にプロのワークフローを可能にするほか、プロ向けの写真やビデオアプリケーションをサポートする。
 
iPad史上最高のタイピング体験を提供する純正キーボード「Magic Keyboard」(別売)

 バッテリ駆動時間は最大10時間、Wi-Fiは最新規格のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応する。Wi-Fi + Cellularモデルは、より多くのLTEバンドをサポートし、ギガビット級LTEにも対応する。容量は128GB/256GB/512GB/1TB。カラーはシルバーとスペースグレイの2色。
 
11インチiPad Pro(第2世代)/12.9インチPad Pro(第4世代)のサイズと重さ

 新しいiPad Proは発表とともに注文を受け付け、翌週から店頭販売する。税別価格は、11インチのWi-Fiモデルが8万4800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが10万1800円、12.9インチのWi-Fiモデルが10万4800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが12万1800円から。Magic Keyboardは税別3万1800円で5月発売予定。