新生活、小容量炊きでもご飯のおいしさにこだわった、三菱の本炭釜

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2019/04/04 18:30

 4月1日に新しい元号の「令和」が発表された。正式に切り替わるのは5月1日からだが、新たな気持ちで新生活を迎えた新社会人や学生も多いことだろう。ファミリー層では子どもが独立して夫婦二人暮らしになるなど世帯構成が変わる季節だ。一人暮らしや二人暮らしになっても、おいしいご飯を食べたい。そんな層に向けて三菱電機が2月1日から発売しているのが、0.5~3.5合炊きの本炭釜「NJ-SWA06」と、備長炭 炭炊釜「NJ-SEA06」だ。

三菱電機の本炭釜「NJ-SWA06」

 三菱のIHジャー炊飯器は、純度99.9%の炭素材料を職人の手作業で削り出してつくった内釜の「本炭釜」が、IHと相性のよい発熱性と遠赤効果によって内釜全体を一気に発熱するのが特徴。米の芯までしっかりと熱が伝わるため、本炭釜独自の一粒一粒にハリのある、粒立つ食感のご飯が炊ける。

 新しい「NJ-SWA06」では、小容量タイプながらも本炭釜の上位モデルと同じ内釜の釜底形状を採用。釜底中央部の厚さを10mmにすることで、釜底から激しい沸騰を引き起こして米に熱を伝える。

 釜底に新形状の「泡昇り釜底」を採用したことで、中央部により多くの気泡が発生し、それより起きる激しい熱対流がご飯をさらにふっくらと炊き上げる。

 ほかにも、熱源であるIHヒーターを五重で包み込む「五重全面ヒーター」を採用。釜底のダブルリングIH、2本の胴回りヒーター、ふたヒーターの合計5本のIHヒーターによって米全体に熱をしっかりと伝える。
 
五重全面ヒーター

 沸騰中に発生するうまみ成分であるおねばも、蒸気だけを外に放出して、うまみだけを内釜のご飯に還元する「内蔵カートリッジ」も、おいしいご飯に仕上げる秘訣。放熱板と一体構造になっているので、面倒なパーツの分解や装着が必要なく、お手入れが簡単なのもうれしい。カラーは上品で気品のある「白和三盆」と「黒銀蒔」の二色展開となっている。

 同じく2月1日に発売された備長炭 炭炊釜「NJ-SEA06」は、内釜が2層厚釜にダブルの炭コートを施したモデル。五重全面ヒーターのほか、米の吸水をサポートする超音波振動、炊飯量を正確に計測しながら微妙な火力調整ができるダイレクトセンサーを搭載するなど、必要な機能をコンパクトにまとめている。
 
備長炭 炭炊釜「NJ-SEA06」

 価格はオープンで、本炭釜「NJ-SWA06」の税別の実勢価格は7万5000円前後、備長炭 炭炊釜「NJ-SEA06」は2万7000円前後。 

 最近の0.5~3.5合炊きの炊飯器は、以前のような普及価格帯モデルだけでなく、少人数世帯でも毎日の食卓を豊かにするモデルが登場している。新生活のスタートを機に、おいしいご飯が楽しめる小容量炊飯器の購入を検討してみるのもいいだろう。