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ソニー、技術とノウハウを結集した「Signature Series」発表、ヘッドホン、ウォークマン、ヘッドホンアンプを展開

新製品

2016/09/09 15:16

 ソニーは9月8日、長年培ってきたアナログとデジタルの高音質技術を結集し、高音質を追求したフラッグシップモデル「Signature Series(シグネチャーシリーズ)」として、ハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)対応のヘッドホン、ウォークマン、据え置き型ヘッドホンアンプを発表した。いずれも10月29日に発売する。


「Signature Series」3機種

 今年5月で創業70周年を迎えたソニー。「Signature Series」は、構造面でも素材面でも、高音質を徹底的に突き詰め、微小音の再現性を追求した。共通の特徴として、2016年3月にJEITAが規格化した、音の解像度、広がり、奥行を余すことなく表現できるφ4.4mmのヘッドホンバランス端子を搭載する。

ヘッドホンによる音楽体験を“聴く”から“感じる”領域へ

 ステレオヘッドホン「MDR-Z1R」は、大口径70mm HD(High Definition)ドライバーユニットを搭載。ヘッドバンドには軽量で弾力性に富むβチタン、ヘッドバンドカバーには耐久性に優れた牛革を使用した。カラーはブラック。価格はオープンで、税別の実勢価格は20万円前後の見込み。
 

MDR-Z1R

 携帯オーディオプレーヤー「ウォークマン WM1シリーズ」は、ウォークマン用に新規開発したフルデジタルアンプ「CXD3778GF」を搭載し、ウォークマンで初めて、DSD 11.2MHzまでのネイティブ再生に対応。内蔵メモリ容量256GBの「NW-WM1Z」は、きょう体に金メッキを施した無酸素銅のシャーシを採用するなど、さらなる高音質を追求した。容量128GBの「NW-WM1A」は、ブラックカラーの総削り出しアルミシャーシを採用し、クリアで力強い低音域を体感できる。
 

金メッキを施したNW-WM1Z(ゴールド)とNW-WM1A(ブラック)

 2機種とも、約30時間のハイレゾ再生が可能。価格はともにオープンで、税別の実勢価格は「NW-WM1Z」が30万円前後、「NW-WM1A」は12万円前後の見込み。
 

使用イメージ(手元のウォークマンは「NW-WM1Z」)

 デスクトップに置ける小型サイズのヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」は、アンプ技術とデジタル技術を結集し、手持ちの音源をより豊かな音質で楽しめる。5種類のヘッドホン端子を備え、主要なヘッドホンを音質劣化が伴う変換プラグなしで接続できる。税別価格は27万8000円。